パタプラ口語表現

表現のバリエーションが増え、スピード感を持って話せるように。英語で仕事ができても単調だと感じている人にお勧め

記事作成日:2024年8月8日

利用者プロフィール

Y.Eさん(40代・男性)
Y.Eさん(40代・男性)

TOEIC930・英検準1級。商社勤務・経理・イギリス駐在中。最初にパタプライングリッシュを購入し効果を実感。毎日使っていける教材で学習を継続した方が良いと考え、パタプラ口語表現も購入。2024年1月から利用。

Web会議で初対面の人と話すのに苦労していた

── 現在のお仕事で英語は使われていますか?

Y.Eさん:商社で経理・会計の仕事をしており、4年前からイギリスに駐在しています。日によって異なりますが仕事で英語を使う割合は5~7割程度です。日本人の社員も多くいる環境です。

会議で話したり、メールを書く、文章を読むといった場面で英語を使っています。一般的な駐在員の方々と同じ様な状況ではないでしょうか。

── 海外駐在を希望する場合、語学試験など何かハードルがあったのでしょうか?

Y.Eさん:BULATS(現在:Linguaskill)のテストを受けました。駐在員になるには一定の点数を取らなければなりません。

── これまで取り組んできた英語学習について教えてください。

Y.Eさん:約10年前にTOEICの点数を取るための塾に通ったり、教材を使って勉強していたことがあります。

目標点を取った後暫くは勉強していませんでしたが、イギリス駐在が決まったのを機に慌てて英語学習を再開しました。コーチング(イングリッシュカンパニー)やオンライン英会話(ネイティブキャンプ)など、様々な英語サービスを試していました。

── ご自身が感じていた英語の課題についてお教えください。

Y.Eさん:イギリスの生活にも慣れ、仕事でもさほど困っているわけではないのですが、「表現がいつも一緒だな」と感じることがあります。いつも同じ型に入れて喋っており、表現が単調になりがちなので、もっとバリエーションを増やしたいと考えていました。

また、自分の言いたいことが言えないというのも課題でした。会議で相手が喋っていることに対し、色々思うことがあってもそれが言葉として出てこず、会議が思うように進まないこともありました。

── パタプラ口語表現を購入されたきっかけはございますか?

Y.Eさん:実際に会って話せていたらコミュニケーションがもっと取れていたかもしれませんが、コロナ禍でWeb会議がメインだった時などは初対面の人と英語で話すのにかなり苦労しました。

「スピーキング力を高めるために何か良い方法はないかな」と探していた時に見つけたのがパタプライングリッシュです。購入してやってみたら結構面白く、効果も実感できました。

パタプライングリッシュを終えた後は英検準1級の勉強をやっていました。英検準1級に受かった後は英検1級にチャレンジしようと思ったのですが、「暫くイギリスにいる予定だし、毎日使っていける教材で学習を継続した方が良いだろう」と考え、そのタイミングでパタプラ口語表現を購入しました。

※パタプライングリッシュは、パターンプラクティス×チャンクの独自メソッドで、スピーキングを技能として習得するパタプラのシリーズ教材です。

初めて目にしたイディオムも多く、難易度も丁度良かった

── Y.EさんはTOEIC930点をお持ちですが、パタプラ口語表現のレベル感はいかがでしたか?

Y.Eさん:使われている構文はそんなに難しいとは思いませんでしたが、これまで目にしたことがないイディオムや表現も多かったです。そういう意味では新鮮でしたし、難しさも丁度良かったと思います。

── 長いセンテンスはどのようにトレーニングされていますか?

Y.Eさん:長い文章になると全部聞き終えてからリピートするのがしんどい時もありました。そういう時は一度音声を止めてみたり、テキストを見て音読することもあります。

1文だったら言えるのに2〜3文になってくると中々覚えていられません。一度日本語の意味を頭に入れて、それを訳すといった形で取り組むこともあります。

── 実感できた効果があれば教えてください。

Y.Eさん:私の場合、パタプラ口語表現は語彙を増やすことを目的に使っているので、目に見えて何かが変わったという感じはあまりないです。ただ、ネイティブと話す際に、口語表現で学んだ表現を使ったやり取りができる場面が増えてきたと感じています。

スピーキング力が跳ね上がったというわけではありませんが、表現のバリエーションは増えたと言えるかと思います。

── 学習に取り組む際に何か意識されていることはありますか?

Y.Eさん:短くて言いやすいセンテンスに関しては、テンポと抑揚をなるべく近づけるよう意識しています。覚えたものを吐き出すので精一杯の時もあります。

── この句動詞・イディオムが良かったと感じた口語表現はございますか?

Y.Eさん:自分でも使ってみたことがあるのは“long story short”で、ネイティブが使っているのも耳にします。

“elephant in the room”は日本語にはない言い回しで初めて知りました。使えたらおしゃれだと思いますが、まだ使ったことはありません。また、チームのメンバーに「仕事を切り上げよう」と言いたい時は“call it a day”を使っています。

自分を律して学習する強い意志も必要

── パタプラ口語表現とパタプライングリッシュの違いはどのように感じていますか?

Y.Eさん:そもそもコンセプトが違うと思います。パタプライングリッシュの方は話すための型を身につけて、そこに様々なフレーズを入れてトレーニングしていく教材です。

パタプラ口語表現の方は「具体的な文章の中でイディオムをこういう風に使うと良い」というのが学べます。構文も様々なものが混ぜられているので、パタプライングリッシュとは全くの別物という印象です。

── ビジネス英語×口語表現のメソッドはいかがでしたか?

Y.Eさん:毎日継続することを大切にしているので、推奨レッスン通りというより毎日1レッスン続けるようにしています。今は2周目でTypeBを1回終えたところですが、私の場合はTypeAの時もリピートしていました。

※推奨レッスンとは、記憶の定着を高めるためにエビングハウスの忘却曲線に沿って最適なタイミングで取り組むべきレッスンを推奨表示する機能です。

※パタプラ口語表現では、意味をきちんと理解し、さらに使いこなせるようになるためのステップとして、学習段階に合わせてTypeA、TypeB、TypeCの3種類の音声を用意しています。

── 音声のみで取り組む学習スタイルについてはいかがでしたか?

Y.Eさん:強い意志が必要です。テキストを見ないで取り組む方が良いのだろうとは思いますが、全部覚えてリピートするのはしんどいのでテキストを見ることも多いです。

パタプラ口語表もパタプライングリッシュと同様買切り教材なので、その人がどう使うかで効果が変わってくると思います。かなり意志の強い人、ちゃんと自分を律して学習できる人でないと効果を感じにくいのではないでしょうか。

── レッスン継続のために工夫していた点などあればお教えください。

Y.Eさん:朝の時間帯に1日1レッスン、本当はもう少しやった方がいいのかもしれませんが細々と続けていきたいと思っています。家にいる時は家で、オフィスに行く時は通勤中かその前に取り組むようにしています。

土日も普段はレッスンをやっていますが、旅行などの時は思い切って「やらなくていい」というルールも設けています。

英語で仕事ができても、いつも単調だと感じている人にお勧め

── パタプラ口語表現のお気に入りポイントを教えてください。

Y.Eさん:それぞれのレッスンにテーマがあり、「こういう場面ではこうやって使う」とまとめられているので使いやすいです。1レッスンの長さも丁度良いですね。あまり長いと続かないかもしれません。

── どのような方にパタプラ口語表現をお勧めしますか?

Y.Eさん:ある程度英語で仕事ができるようになったけれど、「いつも単調になってしまっているな…」など停滞感を感じている人に合うのではないでしょうか。

仕事で使う構文が入っておらず、まだ上手く喋れないという人は、パタプラ口語表現だと難しいかもしれません。まずはパタプライングリッシュを試してみることをお勧めします。

── パタプラ口語表現はどのような位置づけで学んでいますか?

Y.Eさん:パタプラ口語表現は英語学習のペースメーカーです。パタプラ口語表現を何周かしている間はルーティンで英語学習に取り組めます。

── これを読んでいる方へメッセージがあればお願いします。

Y.Eさん:最初にパタプライングリッシュをやってからパタプラ口語表現に取り組んだ方が、効果が実感できると思います。とにかく毎日継続していくことが大事です。

パタプラシリーズは買切り教材なので、サブスクの様に使い続ける限り永遠にお金がかかるわけではありません。3ヶ月だけ集中的に勉強して、その後使わなくなってしまうのは非常に勿体ないです。

一方で「いつでもできるから」と学習をやらなくなってしまう方もいると思うので、続けていくには強い意志が必要です。

私の場合はパタプライングリッシュとパラプラ口語表現を毎日コツコツと続けていった結果、一定の効果を実感できました。1日1レッスン、細々と使っていくのも良いのではないかなと思います。

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