学習を継続できる最高の教材。学校の授業では習わない、ネイティブが普段の会話で使っているフレーズが学べる
記事作成日:2024年9月25日
利用者プロフィール
高校教員(数学)。毎日続けられる教材でネイティブが使っている表現を学びたいと思い、パタプライングリッシュを購入後にパタプラ口語表現も購入。2024年1月から利用。
世界各国を放浪したことも。現在は高校で数学を教えている
── H.Eさんのご経歴と現在のお仕事について教えてください。
H.Eさん:高校で数学を教えています。25歳で非常勤講師になり、27〜28歳の時に教員試験を受けました。現在勤めている学校に着任したのは4年前です。
大学院を卒業した後はしばらく海外を放浪していました。非常勤講師だった時は夏休みなどの長期休暇を利用して、50ヶ国くらい世界を回っていました。
── H.Eさんが英語学習を始めたきっかけは何だったのでしょうか?
H.Eさん:世界中を旅していた時は特別な英語学習をしておらず、旅人英語という感じでした。
教員試験に合格してからは長らく英語を話す機会がなかったのですが、学校にJETプログラムが配置されて以降、隣にカナダ人の先生が座るようになりました。これを機にBBCニュースやCNNニュースを聞いて自己学習を始めました。
── パタプラを始める前はどのような英語学習をされてきたのでしょうか?
H.Eさん:スタディサプリENGLISHを使って通勤時間に英語を勉強していました。段々とリスニング力が上がり、6年間隣に座っていたカナダ人の先生とも問題なく会話できていたと思います。
本格的に英語学習をするようになったのは5〜6年前からです。海外の教育大学院に入ることを目標に勉強し、4年前にケンブリッジ・UCLAに合格しました。
ところが諸事情あって留学は叶いませんでした。モチベーションも一度下がってしまったのですが、英語学習は続けていこうと思いオンライン英会話だけは継続していました。
── ご自身が感じていた英語の課題についてお教えください。
H.Eさん:カナダ人の先生がネイティブ同士で話しているのを聞く機会が多くありましたが、「ネイティブ同士の会話を理解するのは辛いな」と感じていました。
一番よく覚えているのが“Bring home the bacon.”(生活費を稼ぐ)です。こういう表現を知らなければ結局話についていけません。何となく意味は想像できたものの、知らない表現を連発されると困ってしまっていました。
ネイティブが使っている表現を勉強しない選択肢はなかった
── パタプラ口語表現を購入されたきっかけはございますか?
H.Eさん:オンライン英会話ではフリートークになることが多く、結果的にボキャブラリーを増やせませんでした。
何か継続できそうな教材はないかと探していた時に見つけたのがパタプライングリッシュです。毎日エビングハウスの忘却曲線に沿って推奨レッスンが表示され、それをこなさないと気持ち悪くなり、それが「面白いな」と感じました。
その後新たな刺激を求めパタプラ口語表現も購入しました。
※パタプライングリッシュは、パターンプラクティス×チャンクの独自メソッドで、スピーキングを技能として習得するパタプラのシリーズ教材です。
※推奨レッスンとは、記憶の定着を高めるためにエビングハウスの忘却曲線に沿って最適なタイミングで取り組むべきレッスンを推奨表示する機能です。
── 実際に購入されていかがでしたか?
H.Eさん:推奨レッスンのおかげで毎日継続できているので、途中でやめようと思ったことは一度もありません。常に新しいものを求める性格なので、パタプラ口語表現で自分に負荷をかけたいと思っていました。
パタプラ口語表現にはネイティブが普段の会話で使っているようなフレーズや、学校では習わないような表現が載っています。それを勉強しない選択肢はありませんでした。
既に知っている表現もいくつかありましたが、知らないものもたくさんあったので毎日楽しく取り組めています。
── ビジネス英語×口語表現のメソッドはいかがでしたか?
H.Eさん:TypeCでは3回のリピーティングとパワーリピーティング、最後に2回リピーティングをしますが、途中で音声を止めたりして10回以上は練習しています。
1周目は16分のレッスンに30〜40分かかっていましたが、7周目の今は文法などを確認しつつ20分くらいで終えられるようになりました。
最初は絶対にテキストを見ません。聞き取れる部分を少しずつ増やしていき、大体の内容が見えてきたら答え合わせをするという形で、テキストは最後に確認するようにしています。
※パタプラ口語表現では、意味をきちんと理解し、さらに使いこなせるようになるためのステップとして、学習段階に合わせてTypeA、TypeB、TypeCの3種類の音声を用意しています。
※パワーリピーティングは、パタプラ口語表現オリジナルのトレーニング名称です。最初にリピーティングをした後、例文の文頭や前半だけを聞いて文全体を思い出し発話するトレーニングになります。
※パタプラ口語表現は人間の記憶システムの観点から復習を重要視しています。全レッスンを8~9周することを推奨しているため、利用者から1周、2周など表現いただきます。
── ご自身の成長を実感できた場面はありましたか?
H.Eさん:カナダ人の先生と席を並べていた時にパタプラ口語表現をやっていたら、効果をすごく実感できたのだろうなと思います。今はネイティブの先生たちが職員室に来ることはほとんどなく、すれ違う時に少し話をする場面があるくらいです。
先日ネイティブの先生たちが会話の中で“apples and oranges”を使っているのを耳にしました。「パタプラ口語表現で勉強したフレーズだ!」と気づいた時は嬉しかったですね。
桐嶋亜樹さんの「やさしい英語ニュース」のディクテーションクイズもよく聞いていますが、その関連記事の中にもパタプラ口語表現で学んだ表現が出てきました。4年前の私だったら「これはどういう意味だろう」と調べていたに違いありません。
── 音声のみで取り組む学習スタイルについてはいかがでしたか?
H.Eさん:私にはとても合っていました。通勤電車の中で取り組めるのは非常にありがたいですし、過去の英語学習から「電車の中でも学習できるアプリ」が効果的であることは分かっていました。
── レッスン継続のために工夫していた点などあればお教えください。
H.Eさん:パタプライングリッシュをやっていた時からずっとみんチャレを続けています。周りの人の報告を見ると「自分もやらなければ」という気持ちになりますね。
今まで理解できなかったフレーズと全く同じものが出てきた
── この句動詞・イディオムが良かったと感じた口語表現はございますか?
H.Eさん:たくさんありすぎて今全部は出てこないのですが、“pass the buck”や“point a finger at”というタイプの人はどこにでもいるだろうなと思いました。“under the radar”、“in the black”といった表現も印象に残っています。
── パタプラ口語表現とパタプライングリッシュの違いはどのように感じていますか?
H.Eさん:教員という立場からすると、パタプライングリッシュに出てくるようなビジネス向けのチャンクを使う機会はあまりありません。
パタプライングリッシュをやっていた時はChatGPTを使って数学の授業で応用できそうなチャンクを調べたり、「この表現を学校の場面で言い換えたら…」という風に考えながら取り組んでいました。
一方でパタプラ口語表現は今まで聞き取れなかったフレーズや、ネイティブの話の中で分からなかった表現がドンピシャで出てきます。今までずっと学びたいと思っていた内容だったので、私にはすごく合うなと感じています。
※チャンクとは、通常2〜8語程度からなる意味を形成するカタマリを指します。英語ネイティブはチャンクを連ねて文を組み立てるのでスムーズに話せます。リスニングもチャンク単位で聞いており、次に来る内容を予想しながら聞けるため理解度も高いです。
── 現在パタプラ以外の英語学習にも取り組まれていますか?
H.Eさん:桐嶋亜樹さんの「やさしい英語ニュース」のメルマガと、文脈で覚えるIELTS英単語という教材を使っています。勉強というわけではありませんが、携帯は全て英語で表示されるように設定しています。
── 他の英語サービスとパタプラ口語表現の違いはどのように感じていますか?
H.Eさん:BBC・CNNニュースはとても速く10年前の私だったらついていけないようなスピードですが、それに比べるとパタプラ口語表現の音声はゆっくりな気がします。
“apples and oranges”を実際に職員室で聞いた時は「すごく速いな」と感じましたが、全く問題なく理解できました。
勉強方法として最高。教員をしている人にもお勧めできる教材
── どのような方にパタプラ口語表現をお勧めしますか?
H.Eさん:中級を抜けられない人、オンライン英会話など1対1の会話なら理解できるのにネイティブ同士の会話になるとついていけない人にお勧めしたいです。英語を勉強していても難しいフレーズや長いセンテンスは中々言えないものだと思います。
── パタプラ口語表現は教員をされている方にもお勧めできますか?
H.Eさん:すごくお勧めです。私がいるみんチャレのグループには教員が3名います。勉強方法としても最高なのではないでしょうか。
── パタプラ口語表現の一番の価値はどういうところにあると思いますか?
H.Eさん:ネイティブが使っている表現がそのまま出てくることが一番の魅力・価値だと思います。パタプラ口語表現なら「授業では習わない、でもネイティブは使っている」という表現が学べます。
── どのようなことがH.Eさんのモチベーションとなっていますか?
H.Eさん:「生徒たちに負けてられない」という気持ちがモチベーションに繋がっているのかもしれません。
6歳から毎日英会話をやっているという生徒がいるのですが、海外旅行を含め一度も海外に行ったことがないのに、普通にネイティブ同士の中に入って会話をしているんです。
海外に行かないと絶対話せるようにならないと思っていましたが、日本にいても英語力はつくのだと感心しました。
── これを読んでいる方へメッセージがあればお願いします。
H.Eさん:私は今まで様々な英語学習のアプリを活用してきましたが、中級者を対象としたアプリのみで学習できるものとしてはパタプラシリーズを超える教材はありません。学習を継続するには最高の教材だと思うので、長く勉強を続けていきたい人にもお勧めです。