毎朝コンスタントに学習を続けて英語力をキープ。営業・マーケティング・人事など、どの職種にも役立つ教材
記事作成日:2025年1月23日
利用者プロフィール
総合商社勤務・支店長・ベトナム・ホーチミン駐在。パワーリピーティングの成果で、自然に言葉が繋がっていく感覚を得られた。英語力もキープできている。2023年7月から利用。
前回のインタビュー(プロフィールはインタビュー時の内容です) → ネイティブのリズムを模倣でき、会話のテンポがさらに良くなった
ベトナム駐在4年目。ヒアリング力をもっと高めたい
── 購入されて1年以上経ちましたが、まずは大木さんの現在のご状況を教えてください。
大木さん:2021年11月からベトナムのホーチミンに赴任しています。駐在期間は3年を越え、今4年目です。
私は元々ケミカルトレードの専門でした。現在は支店長という立場なので個別の営業にはあまりタッチせず、支店の運営やマネジメントが仕事の中心です。駐在員を除けばスタッフは全員ベトナム人で、基本的には英語でコミュニケーションを取っています。
ホーチミン商工会議所の仕事も3分の1くらいやっています。特にベトナム南部に進出している日系企業の集まりで、会員相互の親睦を深めたり、それぞれの企業や地域が抱えている問題をベトナム政府に提案したりしています。
── ベトナムでお仕事をされている中で、大木さんが大変に感じていらっしゃることはありますか?
大木さん:ベトナム語に引っ張られるような訛りが強く、彼らが喋っている英語は何回聞いても分からない時があります。
3年以上ベトナムに駐在しているので話の内容も大体想像はつくものの、改めて本人が書いたものと喋っていることを比較しながら聞くと「全然違う」と毎回思います。
また、ベトナム人はなかなか本音を言ってくれないところがあり、人事・労務管理をする上で正確に情報を把握できず困ってしまうような場面があります。
当たり障りのないことを中心に言ってくれるのですが、本音を話してくれた方が助かる部分もあるので、そういったところは少々歯がゆいですね。
── ご自身の英語力で今課題に感じていることはありますか?
大木さん:ベトナムにいるから余計感じるのかもしれませんが、「もうちょっとヒアリング力を高められないかな」と思っています。
英語を聞いて頭の中にすぐイメージが広がるようになってほしいのですが、なかなかすんなりとはいかないですね。ベトナム人の英語の発音にフォーカスしてしまいがちです。
日本語なら相手の言葉を反芻したりイメージを持ちながら聞けますが、英語だとカタマリとしてバーンと入ってきません。英語が母国語ではないというのもあるでしょうし、自分の言語能力が足りないのかなという気もします。
毎朝1~2レッスン、コンスタントに学習を継続中
── 現在はどのようにパタプラ口語表現を活用されていますか?
大木さん:基本的には毎朝1〜2レッスンくらいやってから会社に行きます。パタプラ口語表現はまだ完走しておらず、今は7回目の復習をやっているところです。
次から次へと推奨レッスンが出てくるので、毎日追いまくられています。ぼちぼち時間を見つけてやるしかないですね。
1日分の推奨レッスンをやろうと思ったら1時間以上はかかるので、さすがにそこまで時間は取れません。パタプライングリッシュももう1回やりたいとは思っています。(大木さんのパタプライングリッシュのインタビュー記事「購入から半年後、明らかに外国人部下との会話がスムーズになっている」)
※推奨レッスンとは、記憶の定着を高めるためにエビングハウスの忘却曲線に沿って最適なタイミングで取り組むべきレッスンを推奨表示する機能です。
※パタプライングリッシュは、パターンプラクティス×チャンクの独自メソッドで、スピーキングを技能として習得するパタプラのシリーズ教材です。
── 現在の学習時間のタイムラインを教えてください。
大木さん:「朝パタプラ口語表現をやろう」と決めてからは、6:15に起きるようにしています。シャワーを浴びたり朝ごはんを食べたりして、7:00過ぎから7:30くらいまでやるような感じです。1日1〜2レッスン、15〜30分程度やってから8:00に出勤しています。
夜は会食が入ることが多くなかなか取り組めません。特に何も予定がない時は追加で1〜2レッスンやったりもします。マックスだと1日4レッスンといったところでしょうか。
── パタプラ口語表現の中で使われている例文や音声について、何かご感想があれば教えてください。
大木さん:例文に関する感想は特にないです。普段仕事で使っている表現と似たり寄ったりなので、逆に引っ掛からないのかもしれませんね。
音声は心地良いですね。正統派イングリッシュなのでホッとします。普段ベトナム訛りの強い英語を聞いているので、心が洗われているとさえ感じます。
英語力がキープできているのもひとつの成果
── 改めて感じている成果や英語力の変化があれば教えてください。
大木さん:それほど成長は感じていないのですが、落ちてもいないという感じです。パタプラ口語表現をやることで英語力はキープできていますし、「少しずつ進歩していればいいかな」と思っています。
── パタプラ口語表現を始めた当初と現在では、1レッスンを終える時間に変化などありましたか?
大木さん:パタプラ口語表現を始めた頃は「急にレベルが上がった」と感じましたが、やっぱり慣れてきますよね。
私の場合は最初から所要時間通りにやっていたのですが、気がつくと長いセンテンスも言えるようになっていました。テキストを見ながらやることも多かったです。
── テキストを見ずにセンテンスを言えるようになったのは、どれくらい練習してからでしたか?
大木さん:6回目の復習くらいからですね。文章が長かったり馴染みのない単語がいくつか出てくる時もありますが、「それはそれで仕方がない」と割り切って次に進めるようにしていました。あまり完璧を目指さず、ゆるく続けた方がいいと思っています。
── 役に立った句動詞・印象に残ったイディオムはございましたか?
大木さん:今パッと思いつくものはないですが、パタプラ口語表現に出てくるような表現は普段の仕事でよく使っているので、オーバーラップしてるケースは結構あります。
パワーリピーティングで記憶が定着し、自然に言葉が繋がった
── パタプラ口語表現を長くご愛用いただいている理由を教えてください。
大木さん:パタプラシリーズは使う側の自由度が高いですよね。時間に縛られることなくスキマ時間に取り組めるので、フレキシブルな時間の使い方ができます。そういったところが良いのだろうなと感じますし、内容も難しすぎるということはありません。
TypeA~Cといったパタプラ口語表現独自のメソッドは私に合っていました。特にパタプライングリッシュのつぶやき応用練習は、自由度が高すぎて難しかった印象があります。
それに比べるとパタプラ口語表現は割と取り組みやすかったです。パワーリピーティングはより頭に定着しやすい感じがありましたし、自然に言葉が繋がっていく感覚も得られました。
※パタプラ口語表現では、意味をきちんと理解し、さらに使いこなせるようになるためのステップとして、学習段階に合わせてTypeA、TypeB、TypeCの3種類の音声を用意しています。
※つぶやき応用練習はパタプライングリッシュ内にあるコンテンツで、自身が実際に使うチャンクを自分で考え、レッスンで習得した型を元に入れ替える練習を行います。
※パワーリピーティングは、パタプラ口語表現オリジナルのトレーニング名称です。最初にリピーティングをした後、例文の文頭や前半だけを聞いて文全体を思い出し発話するトレーニングになります。
── 教材を買ってまでネイティブの口語表現を身につけるべきだと思いますか?
大木さん:ネイティブのように喋れる必要はないですし、ネイティブのように喋れるノンネイティブもあまり見かけません。ノンネイティブなりの英語もあるのだろうと考え、そういった書籍を購入し読んでみたこともあります。
それぞれのニーズにもよると思いますが、私はパタプラ口語表現を購入して良かったです。「ネイティブはこういう表現を使っている」という知識を身につけることは、必ずプラスになります。
── パタプラ口語表現の難易度に苦戦されている方へ、何かアドバイスがあればお願いします。
大木さん:私はパタプライングリッシュで学習する習慣が身についたので、パタプラ口語表現になったからといって特に何か無理している感じはないです。
難しい表現が出てきて「音声を聞いただけでは分からない」という時も、無理に何回も聞くのではなく「テキストを見ればいい」と思って取り組むようにしていました。継続という意味ではそれも良かったのかもしれません。
全くテキストを見ずに最初から最後まで何回も聞いてゴールに近づけようとすると、かなり負荷がかかってしまいます。スピーキングの癖をつけるのが目的だと思うので、「できるだけ自分に優しく」という風に考えています。
── これを読んでいる方へメッセージがあればお願いします。
大木さん:先日とある取引先の営業の方とお会いした時に、「大木さん、パタプラやってるんですね」と言われました。前回のパタプラ口語表現のインタビュー記事をご覧になったようです。
その方に「言いたいことが英語だとなかなか言えず、もどかしいです。そういう時はどうしたらいいですか?」と聞かれたので、「パタプラシリーズはそういう人に向いているのでは」という話をしました。
もうちょっと自分の表現力を高めたい、ちゃんと喋れるようになりたいと思っている人にとって、パタプラシリーズは本当に向いていると思います。私は効果を感じているから学習を続けていますし、今では日常のひとつになっています。
パタプラ口語表現はよりビジネス色が強い気がするので、ビジネスパーソンには特に最適な教材です。営業、マーケティング、人事など全ての内容がカバーされているので、広く適用できると思います。
語学もスポーツも一気に上達することはほぼありません。ちょっとの時間でもいいので諦めずにコツコツ続けることが大事です。「毎日1時間きっちりやるぞ」と意気込みすぎると辛くなってしまいます。
特に年齢が上がってくると、現状維持で精一杯なところがあります。私はゴルフをやるのですが、身体能力が段々と落ちてきて逆に下手になっているような気がします。英語学習についても「現状維持できたら御の字」くらいの気持ちで取り組んでいます。
自分に過度に期待せず、ぼちぼちやってみてはいかがでしょうか。でも若い人はもっと力を入れてやった方がいいと思いますよ。