パタプラ口語表現

目指していたリンガスキルB2取得。より「こなれた」表現を習得でき、表現の幅も圧倒的に広がった

記事作成日:2025年2月14日

利用者プロフィール

増尾 康朗さん(30代・男性)
増尾 康朗さん(30代・男性)

TOEIC895点・リンガスキルB2。外資系医療機器メーカー・マーケティング。最初にパタプライングリッシュを利用し、発話スピードが明らかに速くなった。自分に一番フィットしている学習方法だと感じ、パタプラ口語表現も購入。2023年7月から利用。2児の父。MBA勉強中。

転職先では英語力がアドバンテージにならなかったことも

── まずは増尾さんのご経歴について教えてください。現在はどのようなお仕事をされていらっしゃいますか?

増尾さん:体外診断薬を扱う外資系メーカーでマーケティングをやっています。

── 増尾さんはこれまでに海外勤務のご経験はございますか?

増尾さん:ないです。留学の経験もありません。

── これまでのキャリアの中で英語の使用率に変化はありましたか?

増尾さん:キャリアをスタートした頃は「英語が読める必要がある」程度でしたが、ステップアップするにつれリスニングとライティングのスキルも求められるようになりました。

直近のキャリアでは「国内で完結する仕事がないインターナショナルな環境」を得て、スピーキング力も重視されるようになりました。その時のカントリーリーダーは外国人で、英語ができることは何のアドバンテージにもなりませんでした。

仕事で初めて英語のメールを書き、返事が来た時は嬉しかった

── 社会人になってから取り組まれた英語学習について教えていただけますか?

増尾さん:最初の頃はTOEICの勉強をしていました。スコアが700点を超えたあたりからGabaに通うようになり、オンライン英会話はビズメイツを利用していました。

── 増尾さんが効果を実感できた学習法、教材、英語サービスがあれば教えてください。

増尾さん:「伸ばす必要がある」と感じたスキルに応じた教材選択を重視していたので、どれもそれぞれ伸びたと思います。自分でお金をかけるので教材選定にはすごく時間をかけています。

── 英語で失敗して悔しかったこと、嬉しかったことなど、増尾さんの原体験として記憶に残っているエピソードがあれば教えてください。

増尾さん:社会人になって初めて国を越えた人にメールを書き、返事が来るというのを経験しました。それまで英語は学問でしかありませんでしたが、自分がオリジナルで作ったものに対してレスポンスが来たのはすごく嬉しかったです。

直近で勤めた会社で行ったドイツ出張は一番思い出に残っています。私以外日本人はゼロという環境で数日間過ごし、会議の後にみんなで観光やごはんに行けたのは良い経験でした。

いざという時に備え、シリーズ教材を1からやり直している

── 現在のご自身の英語力について、課題に感じていることはありますか?

増尾さん:課題というよりも、英語力を維持することを重視しています。口を動かす練習をしておかないととっさに話せないので、今年の1月からパタプライングリッシュ追加レッスン、パタプラ口語表現を全て1からやり直しています。(増尾さんのパタプライングリッシュのインタビュー記事「明らかに1年前と発話スピードが違う。会議で文章を組み立てながら話せている」)

※パタプライングリッシュは、パターンプラクティス×チャンクの独自メソッドで、スピーキングを技能として習得するパタプラのシリーズ教材です。

※パタプライングリッシュの追加レッスンは、さらに発話トレーニングを続けたいという方のために開発された音声完結型教材です。全62レッスンに3回以上のレッスン記録がついている、または購入から1年が経過している方限定でご利用いただけます。

── 増尾さんは現在、シリーズ教材を3つ同時に取り組まれているのですね。

増尾さん:はい。パタプライングリッシュ、追加レッスン、パタプラ口語表現をそれぞれ習得したため、単純に繰り返すよりもエビングハウスの忘却曲線を意識して、2〜3ヶ月に一度は全レッスンに触れるような試みにしました。

目指していたリンガスキルB2を取得できた

── パタプラ口語表現とパタプライングリッシュの違いはどのように感じていますか?

増尾さん:パターンプラクティスがないこと以外は基本的に一緒なのかなと思いました。パタプライングリッシュのおかげで「チャンクで文構造を理解する」というのが定着しているため、パワーリピーティングもそんなに苦ではなかったです。

パタプライングリッシュに出てくるチャンクのハイレベル版という印象があるので、パタプライングリッシュをやった上でパタプラ口語表現に挑戦した方が良さそうだなと感じました。

※パワーリピーティングは、パタプラ口語表現オリジナルのトレーニング名称です。最初にリピーティングをした後、例文の文頭や前半だけを聞いて文全体を思い出し発話するトレーニングになります。

※チャンクとは、通常2〜8語程度からなる意味を形成するカタマリを指します。英語ネイティブはチャンクを連ねて文を組み立てるのでスムーズに話せます。リスニングもチャンク単位で聞いており、次に来る内容を予想しながら聞けるため理解度も高いです。

── パタプラ口語表現を始めてから得られた効果はありましたか?

増尾さん:パタプライングリッシュをやっていた時はリンガスキルB2を目指していたのですが、パタプラ口語表現を始めてから取得できました。より「こなれた表現」を習得できるので、表現の幅も圧倒的に広がりました。

私の場合は最初にLESSON1〜40を10周以上繰り返し、その後にLESSON40〜80を10周しました。1日のうちレッスンに割ける時間を考慮して、その中で復習レッスンがしっかり回るようにしたかったからです。

実際に定着して使えるようになるまで、どちらも半年くらいはかかったと思います。

※パタプラ口語表現は人間の記憶システムの観点から復習を重要視しています。全レッスンを8〜9周することを推奨しているため、利用者から1周、2周など表現いただきます。

例文の内容と実務のフィット感も高かった

── お仕事で役に立った句動詞・イディオムはございましたか?

増尾さん:自分でも使ったことがあるのは、LESSON22の“cross that bridge when one comes to it”や、LESSON10の“go the extra mile”です。

前職で海外の同僚と市場環境について会話していた時は、“catch-22”が使われているのも耳にしました。“ballpark figure”も印象に残っています。

“step on someone’s toes”など、体の部位を含んだ比喩的な表現は面白かったです。こういったフレーズを知っておくと、会話の中で出てきた時にスッと内容を理解できます。

── パタプラ口語表現の中で使われている例文について、何かご感想があれば教えてください。

増尾さん:パタプラ口語表現で使われている例文は、私の仕事とすごくフィット感が高いです。マーケティングではちょっと強気に駆け引きを仕掛ける表現をよく使うので、ぴったりでした。

日常的にビジネス英会話を求められる人にお勧め

── 現在の学習時間のタイムラインを教えてください。

増尾さん:頭がスキッとしている朝はパタプラ口語表現をやるようにしており、電車に乗っている約1時間で4レッスンほど進めます。駅からオフィスまで歩く10分間は Business English Podcast を2レッスン聞くようにしています。

Business English Podcast を聞いていると、パタプラ口語表現で学んだフレーズが結構出てくることに気づきました。

帰りは疲れているので、何周もして頭に定着しているパタプライングリッシュか追加レッスンをやることが多いです。電車の中で3レッスンくらい取り組んでいます。

── レッスン継続のために工夫していた点などあればお教えください。

増尾さん:「家から出たらこれをやる」というような形で、習慣と紐づけるといいのではないでしょうか。私の場合はスマホで何か調べ物を始めてしまう前に、パタプラシリーズをやるようにしています。

── どのような方にパタプラ口語表現をお勧めしますか?

増尾さん:日常的にビジネス英会話に触れる環境で過ごしているような人にとって、パタプラ口語表現は最適な教材です。「パタプライングリッシュでは物足りない」という人のニーズも満たされると思います。

自然な会話力を身につけたいなら、ぜひパタプラ口語表現を

── 来年の今頃にはどのような自分になっていたいですか?

増尾さん:海外からVIPが来日した時に、プレッシャーなくアテンドを請け負えるようになっていたいです。

── 今後チャレンジしたいと考えていることがあれば教えてください。

増尾さん:ファシリテーションやブレインストーミングをやるのが好きなので、ディスカッション系英語会議をたくさんやっていきたいです。

── プライベートでは「これをやってみたい」など、何か計画はありますか?

増尾さん:シンガポールから出てるディズニー・クルーズに乗ろうと思っています。トルコ、メキシコ、アフリカなど海外旅行にもたくさん行きたいですね。

── 最後に、これを読んでいる方へメッセージがあればお願いします。

増尾さん:話せるようになりたいのであればパタプライングリッシュ、表現豊かに楽しく話せるようになりたいのであればパタプラ口語表現を購入するといいと思います。パタプライングリッシュで学習の習慣が身についている人なら、さらにそのワンステップ上を目指せる教材です。

パタプラ口語表現にはこなれた表現がたくさん出てくるので、カジュアル度や情熱レベルを調整して話せるようになります。例えば"kudos to someone" や "go-to person" といった表現を学ぶことで、今まで "good job" としか言えなかった人も状況に応じて適切な表現を使い分けられるようになるはずです。

また、会議前のアイスブレイクトークや出張時の会議の合間など、「より自然な形で会話に参加できる」という点も大事です。私がいることで平易な表現を用いてくれていた海外の同僚が、気を遣わずに普段使っているような口語表現で話してくれるようになるので、本当の意味で自然な会話になります。

「より自然に話す」というのをゴールにするならば、圧倒的にパタプラ口語表現の方が力がつくと思うのでお勧めです。

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