パタプラ口語表現

しつこいほどのリピーティングが肝。聞き取りが楽になり、語彙のストックも確実に増えた

記事作成日:2024年3月27日

利用者プロフィール

T.Hさん(50代・男性)
T.Hさん(50代・男性)

TOEIC830点(23年前)。大学教員。過去にモゴモゴバスターなどでトレーニングを重ね成果を実感。開発者が同じなら良い教材に違いないと思い、パタプラ口語表現を購入。2023年8月から利用。

大学で週1回、全編英語で授業を行っている

── 現在のお仕事で英語は使われていますか?

T.Hさん:大学教員をしています。日本人を対象に日本語で教えるクラスがメインですが、週1回1科目だけ全編英語で授業を行うコースがあります。

アジア、東南アジア、インド、インドネシア、タイ、中国、韓国など、第2外国語で英語を話す学生が対象です。少なからずネイティブの学生も在籍しています。

カナダやイギリス出身の先生と話す時はもちろん、海外の研究者と簡単なグループワークをする際にも英語を使用しています。

── これまで取り組んできた英語学習について教えていただけますか?

T.Hさん:スピーキングに関しては、通学型の英会話スクールやオンライン英会話のレッスンを受けたことがあります。

2018~2019年頃には、モゴモゴバスターやパタプライングリッシュ(当時の教材名「ビジネス英語 話す筋トレ」)にも取り組んでいました。

2019年の1年間は客員研究員としてハワイに在住していました。昼は仕事に励み、夜は現地の高校が開催している移民向けの英語教室に通っていました。2023年にはオンラインで発音矯正のプログラムも受講しています。

ライティングについては英語で論文を書く機会があります。ネイティブチェックの校正サービスを受けており、真っ赤に添削されて戻ってきた論文を直すこと自体が勉強になっています。

コロナ禍にはエコノミストのライティング講座(ネイティブ向け)を受けたこともあります。6週間のオンラインプログラムに参加し、満足いく評価で無事終了しました。

※モゴモゴバスターとは松尾先生が開発・販売している音声変化のリスニング教材です。松尾先生の代表作の一つで、累計27,000人以上が購入している人気教材です。リスニングはモゴモゴ、スピーキングはパタプラ、と両方愛用される方も多いです。

※パタプライングリッシュは、パターンプラクティス×チャンクの独自メソッドで、スピーキングを技能として習得するパタプラのシリーズ教材です。

── ご自身が感じていた英語の課題についてお教えください。

T.Hさん:一番の課題は聞き取りです。ネイティブが話す内容のヒアリングが上手くいかないと感じることが多くありました。

モゴモゴバスターと開発者が同じなら良い教材だろうと思った

── パタプラ口語表現を購入されたきっかけはございますか?

T.Hさん:モゴモゴバスターはとても素晴らしい教材だと思いました。例えば“t”と“d”の違いなど、ハワイにいた時に聞き取りの部分ではっきりと成果を感じました。

パタプライングリッシュはコロナ禍に近くの公園を散歩しながら徹底的に取り組みました。すると瞬発力が上がり、言いたいことが自然と言葉にできるようになった感覚がありました。

しつこいほどのリピーティングが効果的だと気づけたのは、モゴモゴバスターとパタプライングリッシュのおかげです。この2つの教材と開発者が同じなら、パタプラ口語表現もきっと良い英語教材なのだろうと思いました。

スマホでもできる、オンラインで管理してもらえる、紙に書かなくて良い。こういった点も購入の決め手となりました。

※リピーティングとは、英語の音声を聞いた後に、音声を真似て声に出して繰り返す練習法です。英語を英語のまま、英語の語順で頭の中に保持し、それを口に出す必要があるので、英語の回路を作るのに最も役立つ練習方法となります。

── 実際に購入されていかがでしたか?

T.Hさん:学習の進捗状況や今日やるレッスンが表示されるので、繰り返し勉強しやすい仕組みが整っていると感じました。メールのサポートもあり練習習慣も作りやすいです。

モゴモゴバスターではリエゾンや発音に対する理解が深まりました。パタプラ口語表現に取り組んでいると、「ここはモゴモゴバスターでもやったな」とリンクする瞬間があります

1~4周目くらいまでは聞き取れないこともありましたが、過去にパタプライングリッシュをやりきった経験もあるため、「最後には必ず言えるようになる」と自分を鼓舞しながら取り組んでいます。

ネイティブとの会話の際、課題であった「聞き取り」がしやすくなったのも嬉しかったです。語彙のストックも確実に増え、自分が話す英語のセンテンスにも以前とは違う変化を感じています。

例えばパタプラ口語表現では“about"の代わりに“over”という表現がよく出てきますが、私は今までこれを使ったことがありませんでした。新しい表現に慣れれば、言葉のバリエーションも増えます。

“just”や“on”、“over”などの使い方はかなり頭に染み込んできたので、会話でも上手く使えるようになりました。いつも“of”を使っていたところが実は“on”が正しかったなど、これまで使ってきた前置詞の間違いにも気づけました。

※パタプラ口語表現は人間の記憶システムの観点から復習を重要視しています。全レッスンを8~9周することを推奨しているため、利用者から1周、2周など表現いただきます。

── この句動詞・イディオムが良かったと感じた口語表現はございますか?

T.Hさん:“The buck stops here.”です。最初は“buck”の意味が分かりませんでしたが、「この言葉はかっこいいな」と感じたので自分でも使っています。

長いセンテンスのリピーティングは頭のチャンクを総動員

── 音声のみで行うビジネス英語×口語表現のメソッドはいかがでしたか?

T.Hさん:パタプラ口語表現は構文がどれも分かりやすいと思います。ビジネスの現場で使える代表的なフレーズが集約されているため、語彙力を上げるのにも大変効果的です。

長いセンテンスに対しては、最初に聞いた時にまずは情景を思い浮かべるようにしています。リピーティングの時は「とりあえず全部聞こえたように言おう」と心がけ、頭に入っているチャンクを総動員して言い切ります。

その後にスクリプトを見ながら詳細を確認し、間違いを訂正しながら取り組むようにしています。

センテンスが言えるようになってきたと感じたのは4周目以降です。情景をイメージできないものはまだまだ難しいですが、自分の仕事に直結した内容のセンテンスなどはリピートしやすいです。

私は「早く先に進めたい」と思うタイプなので、TypeCをメインにもっとリピーティングしていきたいと思っています。

※パタプラ口語表現では、意味をきちんと理解し、さらに使いこなせるようになるためのステップとして、学習段階に合わせてTypeA、TypeB、TypeCの3種類の音声を用意しています。

── レッスン継続のために工夫していた点などあればお教えください。

T.Hさん:モゴモゴバスターとパタプライングリッシュを経験しているので、「4周目まで全然だめでも10周目になれば言えるようになる」ということを知っています。あとは時間をどう作っていくかです。

私の場合は夜の時間帯に取り組むことが多く、細切れの時間を使ってきっちりレッスンを進めていくようにしています。

外出先ではスマホ、家ではPCとデバイスを使い分けていますが、スマホで途中になっていたレッスンをPCで見るとちゃんと同期されていて、続きから再生できるのがストレスフリーでとても楽です。

諦めずにしつこく取り組めば、最後に必ず成果が出る

── パタプラ口語表現はどのような位置づけで学んでいますか?

T.Hさん:英語学習の中心的存在です。しつこくやれば必ず成果が出ると分かっているので、現在はパタプラ口語表現しかやっていません。

体が疲れて取り組めない日もあれば、「この間はできたのに今日は言えない」という日もありますが、音声を聞いている間は必ずリピーティングするように心がけています。

余裕がある時は音声を一旦止めて暗唱します。内容を忘れてしまうこともありますが、「忘れてもまた復習すれば思い出す」と楽観的に受け止めるようにしています。

── どのような方にパタプラ口語表現をお勧めしますか?

T.Hさん:ある程度英語力がなければ難しいかもしれません。オンライン英会話などで伸び悩んでいる人や行き詰っている人へパタプラ口語表現をお勧めしたいです。

英会話学校などでは先生が生徒のレベルに合わせて話してくれるため、フリートークをしているだけではスピーキング力の向上は難しいのではないでしょうか。

── これを読んでいる方へメッセージがあればお願いします。

T.Hさん:ネイティブとのフリートークの際に「英語は喋れているけれど何だか物足りない」と感じている人は、パタプラ口語表現で英語のトレーニングを始めてみると良いと思います。

パタプラ口語表現・パタプライングリッシュ・モゴモゴバスターで学習した結果、「しつこいほど繰り返し練習するこの学習方法は最後に必ず効果を発揮する」と実感しています。諦めずにしつこく取り組む姿勢が大切です。

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