テキストを見ながら流し聞きで声に出すだけだとリーディングの練習となってしまい、スピーキング力アップの効果が低くなってしまうからです。また、実際の会話シーンでは文字がないため、同じ状況でトレーニングする必要があります。

しかしながら、音声のみだと全く付いていけない状態であれば、最初はテキストを見ながら進めることを推奨しています。

「テキストがないと何か不安」「例文の単語が全て拾えているか自信がない」 といった状態ならば、途中で音声を止めたりテキスト見るのを習慣化しないようにご注意ください。これを繰り返すと「後でテキストを確認すればいい」「テキストを見てちゃんと理解してから取り組めばいい」という考えになり、 結果ただ音読をしているだけになりがちです。

音声のみでレッスンに取り組んだ後、テキストはあくまで補足資料として気になる部分があれば確認する位置付けだと意識しましょう。