パタプラ口語表現

一番レベルUPしたのはリスニング。イディオムを含む文章全体が良く、語彙力と表現力も高まった

記事作成日:2024年8月8日

利用者プロフィール

Y.Yさん(50代・男性)
Y.Yさん(50代・男性)

TOEIC870点。種苗業界・経営者。オンライン英会話を続けていくより表現力を高める方が大事だと考え、パタプライングリッシュを購入後にパタプラ口語表現も購入。2023年9月から利用。

種苗会社を経営。海外の会社役員も務めている

── 現在のお仕事で英語は使われていますか?

Y.Yさん:植物の品種・商品開発を行っている会社を経営しています。オーストラリアにある会社の役員も務めているので、役員会議に出席したり月1回程度その会社の社長とミーティングをする機会があります。

英語は日常的に使う環境です。アメリカ人の部下が二人いて、そのうちの一人とは月1回対面またはオンラインで1on1を行っています。もう一人とは3〜4ヶ月に1回くらいの頻度でオンラインミーティングをしています。

レポートなどを読む場面も多いです。オーストラリアとアメリカから定期的に来る決算や経営状況の報告書、業界ニュース、海外からの営業メールに対応することもあります。

ヨーロッパの取引先の社長とは日に何度もメールをするので、英語を書く機会も頻繁にあります。

── これまで取り組んできた英語学習について教えてください。

Y.Yさん:学生時代はいわゆる受験英語のための勉強をしていました。 英語に力を入れている学校だったので、毎日1時間は絶対に英語の授業がありましたね。大学に入ってからは英語の学術論文を読んだり、大学院の試験に備えた勉強もしていました。

社会人になってからはTOEICなどのスコアを取るための英語学習が中心でした。当面は仕事で英語を使う場面がなかったので、気が向いたら勉強する程度でした。

仕事で外国人と話す必要性が出てきたのは2016年頃からです。2018〜2019年あたりから海外担当になり、その時の上司に英語を勉強するように言われ、そこから本格的に英語学習を再開しました。

コロナ禍で在宅の時間が増え、時間の余裕が生まれたのも大きかったです。仕事で英語を使う必要もあったので、かなり本腰を入れて勉強していました。

コロナの前はCDが付いている市販本を買って勉強することが多かったです。コロナでオンラインで会議をするのが当たり前になり抵抗も減ってきたので、その頃からオンラインの英会話にも取り込もうと考え、ベルリッツの講座やGSET、レアジョブにも取り組みました。

── ご自身が感じていた英語の課題についてお教えください。

Y.Yさん:言いたいと思っていることの8〜9割は伝えられていましたが、100%ではないと感じていました。

TOEIC対策や英会話を続けるより、表現力を高める方が大事だと考えた

── パタプラ口語表現を購入されたきっかけはございますか?

Y.Yさん:TOEICで870点を取ったのは2019年頃です。更に対策をしていけば900点以上取れたかもしれませんが、TOEICで出題されるようなシーンは「自分の仕事では使わないだろう」と感じるものも多くありました。

そこを伸ばしていくよりも、自分が英語を使うような場面に合わせて英語力を高めていった方が良いのではないかと考えるようになりました。

オンライン英会話だと自分の知っている語彙や表現で意外と通じてしまったりもするので、進歩している感じがあまり得られなかったように思います。話したことを後から振り返れない感じもありました。

このままオンライン英会話を続けるより、語彙を増やしたり表現力を高める方が大事だと思ったので、パタプライングリッシュを始めました。

パタプライングリッシュを始めたのは2023年7月です。パタプライングリッシュをやって表現が増えた感覚があったので、「パタプラ口語表現を使えば更に表現力を高められるかもしれない」と思い購入しました。

※パタプライングリッシュは、パターンプラクティス×チャンクの独自メソッドで、スピーキングを技能として習得するパタプラのシリーズ教材です。

── Y.YさんはTOEICで870点を取得されていますが、パタプラ口語表現のレベル感はいかがでしたか?

Y.Yさん:パタプラ口語表現は難しいと思います。パタプライングリッシュをほとんど終えていた段階だったので学習法には慣れていましたが、パタプラ口語表現は最初にテキストを読まないと全部理解できませんでした。

── ビジネス英語×口語表現のメソッドはいかがでしたか?

Y.Yさん:段階を分けたトレーニングは面白いですね。特にTypeCは脳がしっかり働いている感じがします。TypeAの日本語の解説もちゃんと意味があるのだなと思いました。

※パタプラ口語表現では、意味をきちんと理解し、さらに使いこなせるようになるためのステップとして、学習段階に合わせてTypeA、TypeB、TypeCの3種類の音声を用意しています。

── 音声のみで取り組む学習スタイルについてはいかがでしたか?

Y.Yさん:パタプラ口語表現を始めた当初は「音声だけではついていけない」と思ったので、毎回テキストを展開していました。

テキストを見なくても言えるようになったのは6回目あたりでしょうか。5〜6回やれば徐々に難しさは感じなくなってきます。

もう8回復習しているレッスンもありますが、それだけ繰り返しても覚えていない表現はあります。若い頃だったら8回の復習でもOKなのかもしれませんが、今の自分の年齢だと「普通の人よりたくさん練習しないとダメなのだろうな」と思っています。

ある時突然「レベルが上がったな」と感じる瞬間がある

── 実際に感じている効果や、変化を感じたタイミングについて教えてください。

Y.Yさん:ある時突然「レベルが上がったな」と感じる瞬間があります。 徐々になだらかに成長するというよりは、階段状にレベルUPしているような感覚です。

今一番レベルが上がったと感じているのはリスニングで、英語のまま考えて英語のまま理解できるようになってきました。

こういった変化が感じられたのは、パタプラ口語表現をスタートしてから100〜150時間くらいだったと思います。

TOEICでそこそこ点数が取れていた時でも、頭の中で一度日本語にしてしまうことは多くありました。スピーキングだけでなくリスニングも課題だと思っていましたが、今は日本語に変換する作業が大分減ってきています。

── 長いセンテンスはどのようにトレーニングされていますか?

Y.Yさん:最初は難しいと感じましたね。ただ、続けていくうちにセンテンスの長さはあまり気にならなくなりました。分からなければテキストを見て、それを読んで理解してしまえば問題ありません。

── 声に出して練習する際に何か工夫されていることはありますか?

Y.Yさん:なるべくアナウンスの人が話すテンポに近づけるよう心がけています。発音はGSETで大分良くなったこともあり、あまり意識していませんでした。

元々私は声が大きい方ではなく、対面で英語を喋る時などは周りの人が身を乗り出して集中して聞いてくれているように感じます。電車の中で小声で練習することが多いのですが、もっと大きな声を出さなければというのも課題です。

── この句動詞・イディオムが良かったと感じた口語表現はございますか?

Y.Yさん:“on the same page”は仕事でも頻繁に使う場面があります。パタプラ口語表現はイディオムだけでなく文章全体が良いですよね。

パタプラ口語表現に出てくる文章は、副詞や形容詞が結構盛り込まれています。これがなくても十分センテンスとして成立すると思いますが、副詞や形容詞が入ることで語彙や表現が増えていく感じがします。

英語で仕事をするなら、シリーズ教材両方ともお勧め

── 現在の学習時間のタイムラインを教えてください。

Y.Yさん:私の場合は通勤時間を英語学習に充てています。パタプラ口語表現の他に英語のハノンとabceedをやっていて、この3つを合わせると40~60分くらい勉強しています。パタプラ口語表現に取り組む時間は15~30分程度(1~2レッスン)です。

── 他の英語サービスとパタプライン口語表現の違いはどのように感じていますか?

Y.Yさん:発音の聞き取りとしては英語のハノンの上級は難易度が相当高いと思いますが、パタプラシリーズの音声はすごく聞きやすいと感じます。

パタプラ口語表現は英文の構造こそ簡単ですが表現そのものが豊かで、イディオムなど難しいものもいっぱい出てきます。覚えていないと分からない表現が多い印象です。

── レッスン継続のために工夫していた点などあればお教えください。

Y.Yさん:パタプライングリッシュの時はなるべくその日のうちに推奨レッスンを全てこなすようにしていました。パタプラ口語表現を始めた時はパタプライングリッシュを並行していたこともあり、1日の推奨レッスンをやりきれない時もありました。

現在は英語のハノンやabceedもバランスよく取り組みたいと思っているので、パタプラ口語表現は毎日できる範囲で取り組むようにしています。多くて2レッスン、少ないときは1レッスンの日もあります。

習慣化という点ではあまり苦労しなかったです。推奨レッスンはその日のうちに全部やりきらなくてもいいと割り切ると、そんなに苦ではありませんでした。

※推奨レッスンとは、記憶の定着を高めるためにエビングハウスの忘却曲線に沿って最適なタイミングで取り組むべきレッスンを推奨表示する機能です。

── どのような方にパタプラ口語表現をお勧めしますか?

Y.Yさん:私はパタプライングリッシュとパタプラ口語表現の差は少ないと感じています。当社で英語を使う社員たちにも勧めていきたいですね。家族にも勧めていて、実際に娘たちも取り組んでいます。

── これを読んでいる方へメッセージがあればお願いします。

Y.Yさん:英語で仕事をする人はパタプライングリッシュとパタプラ口語表現を一度やってみるといいと思います。

パタプラ口語表現は繰り返しやっても難しいと感じることがありますが、それでもいつかはできるようになるので頑張りましょう。

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