パタプラ口語表現

レベルも仕組みも最高。150時間を越えたあたりから、海外出張先でのコミュニケーションがスムーズに

記事作成日:2025年1月9日

利用者プロフィール

A.Aさん(50代・女性)
A.Aさん(50代・女性)

英検1級(1989年)、TOEIC L&R 955点(2024年7月)、TOEIC S&W 320点(2024年6月)。国家公務員。異動を機にさらにスピーキングが必要になり、音声完結でレベル的にも自分に合っていると感じたパタプラ口語表現を購入。2024年5月から利用。

1年前の異動をきっかけに、スピーキングの機会が急増

── 現在のお仕事で英語は使われていますか?

A.Aさん:中央官庁で国際担当をしています。以前は5〜6年に1回海外出張をするくらいでしたが、2024年の1月に急遽異動することになり、「今すぐにでも英語をどうにかしなければ」という状況になってしまいました。

異動前に行っていた海外出張先は、アメリカやイギリスなど英語圏が多かったです。「先方に会ってこれを聞く」といった感じで内容も決まっていて、現地の方にサポートしてもらいながら何とかやっていました。

結局2024年は7回海外出張へ行きました。国際会議への参加が目的で、イギリスやイタリア、東南アジアに行くことも多かったです。正式な会議では同時通訳が入ったりもしますが、参加者と直接会話をするような場面もありました。

東南アジアで行われる国際会議に参加する際も、雑談は英語になることが多いです。正式な時は同時通訳が入るものの油断はできません。

ドキュメントは大体英語です。今は機械翻訳もあるので昔と比べるとかなり楽ですね。まずは機械翻訳を使って日本語で読み、数十ページあるような文書の中から大事な箇所を探して熟読するようにしています。

メールも意外とざっくばらんな感じで送られてくるので、「こういう感じでいいのかな」と見よう見まねで書いています。

── これまで取り組んできた英語学習について教えてください。

A.Aさん:勤続32〜33年になりますが、入庁してすぐの20代の頃に海外留学を経験させてもらったことがあります。大学の学部を自分で選び、1〜2年など期間を決めて参加するような制度で、私はアメリカの西海岸に留学していました。

その頃は一生懸命TOEFLの点数を取ったりもしていたので、2000年になる前あたりが私の英語力のピークだった気がします。

しかし、帰国後は仕事で英語を使う機会がなくなってしまいました。それ以降はメルマガみたいなものをつまみ読みしたり、アルクのENGLISH JOURNALを読むくらいで、日常でスピーキングの機会は一切なかったです。

現在の部署に異動することが決まってすぐに始めたのがスピークバディです。異動が決まったその日にダウンロードしました。

英語教材を探している中で一番最初に目につき、「AIでやってくれるのも面白そうだな」と思って始めました。中上級以上のコースを全てやり終えたので、今はやっていません。

── ご自身が感じていた英語の課題についてお教えください。

A.Aさん:相手がワーッと喋ると何を言われているのかよく分からず、「どうしよう…」となってしまうことがありました。

話す時も「こういうことが言いたい」と頭の中でグルグル回るのですが、なかなか言葉として出てきませんでした。口から出てきても自分でも嫌になるほど稚拙な表現を使っていて、困ったなと感じていました。

海外出張先で話しかけられた時に、パッと返せる場面も

── パタプラ口語表現を購入されたきっかけはございますか?

A.Aさん:「何か良い英語教材はないかな」と思い、英語学習を頑張っている人のブログを読んだりして自分なりに色々調べていました。

パタプラ口語表現を最初に見つけたのは、アプリの英語教材を検索していた時です。説明の中に「これは教材を購入している人のためのものです」と書かれていて、「どんな教材だろう」と興味を持ちました。

机に向かってしっかり教材を読みながらというのも大事かもしれませんが、音声完結というのも購入を決めたひとつのポイントです。時間を有効活用できますし、聞き取れなかった部分も少し戻せばすぐにチェックできます。

朝起きた後や夜寝る前の時間は感心のあるYouTube番組やAudibleを聞くことが多かったのですが、「この時間を英語学習に使えるのでは」と思いパタプラ口語表現を購入しました。

── パタプラシリーズ教材の中でパタプラ口語表現を選ばれた理由を教えてください。

A.Aさん:購入後に利用した学習サポートで「パタプライングリッシュとどちらが自分に合っていますか?」と相談してみたところ、担当の方が「レベル的にもパタプラ口語表現の方がいいのでは」とアドバイスをくれました。

パタプライングリッシュのサンプルレッスンも見てみて、「やっぱり私にはパタプラ口語表現の方が向いているかもな」と感じました。

色んな表現を覚えて口を慣らすのも大事ですが、2つ同時に学習していくのは厳しいと思ったので、パタプラ口語表現を続けることにしました。

── 実感している効果や、変化を感じたタイミングについて教えてください。

A.Aさん:2024年12月の始め頃に行った海外出張で、相手からパッと話しかけられた時にハードルなくパッと返せるような場面がありました。

受講者の方の感想の中に「150時間くらいで変化を感じた」と書かれているものがありましたが、私もこういった変化を感じるようになったのは丁度150時間を越えたあたりからです。

また、一文ずつ切りながら話すのではなく、後から言葉をくっつけて喋り続けられるようにもなりました。この点については以前より大分できるようになった気がします。

── お仕事で役に立った句動詞・イディオムはございましたか?

A.Aさん:国際会議の参加者が“We are on the same page.”と言っていて、「本当にこうやって使っているんだ!」と嬉しい発見がありました。

ヨーロッパの人が3人で喋っているのを隣で聞いていた時も、“rocket science”が使われていることに気づきました。英語ネイティブではない人も実際にこういう表現を使っているのですね。

パタプラ口語表現をやっている中で気づいたことですが、その日に学んだフレーズが後のレッスンやレビューの中で何回も出てきます。400個の見出し語以外にも「重要な言葉は繰り返し出てくるのだな」と感じました。

例えば“proactive”、“align”、“resilience”といった単語は、レビューでよく使われていた印象です。

※レビューでは30秒~1分程度の会話やモノローグを聞いて、内容をできるだけ正確に把握するトレーニングを行います。学んだ口語表現をレッスンとは別の文脈で聞き、リスニング力の強化と記憶の定着を促します。

「リピーティングの方が大事」というのは、目から鱗だった

── ビジネス英語×口語表現のメソッドはいかがでしたか?

A.Aさん:毎日6〜7個の推奨レッスンが上がってくる中で、何回もやっているレッスンは喋れるようになっているのが分かります。「繰り返しやっていると慣れてくるものだな」と実感できました。

TypeCのレッスンが始まると「TypeC出てきちゃったよ…どうしよう」と緊張感が走りますが、TypeCも3〜4回目になると言えるようになってきます。

ただ、“a”や“the”といった前置詞などが抜けていることもあるので、時々テキストをチラッと見ながらチェックするようにしています。

※推奨レッスンとは、記憶の定着を高めるためにエビングハウスの忘却曲線に沿って最適なタイミングで取り組むべきレッスンを推奨表示する機能です。

※パタプラ口語表現では、意味をきちんと理解し、さらに使いこなせるようになるためのステップとして、学習段階に合わせてTypeA、TypeB、TypeCの3種類の音声を用意しています。

── 音声のみで取り組む学習スタイルについてはいかがでしたか?

A.Aさん:音声学習は初めての経験でした。長くて高度なビジネスのセンテンスを音声学習でやるのは、他にあまり見たことがないです。

世の中シャドーイングの方が重視されているような気もしますが、リピーティングの方が大事だというのは目から鱗でした。

途中で分からなくなってしまったところは一度シャドーイングでやってみて、シャドーイングできるようになったらリピーティングしてみる、といった形で取り組むこともあります。「シャドーイングはできてもリピーティングは難しいものだな」と思いました。

※リピーティングとは、英語の音声を聞いた後に、音声を真似て声に出して繰り返す練習法です。英語を英語のまま、英語の語順で頭の中に保持し、それを口に出す必要があるので、英語の回路を作るのに最も役立つ練習方法となります。

英語学習は最低でも1日1時間。多い日は3時間取り組むことも

── 学習に取り組む際に工夫されていることはありますか?

A.Aさん:TypeCは「最初はできなくても仕方ない」「そのうち何回目かでできるようになるだろう」と思いながらやるようにしています。

まずは聞き取れたところまで言ってみる、次は聞き取れたセンテンスを訂正しながらもうちょっと先まで言ってみる、といった形で繰り返していくと、長い文章でも2割、3割、5割と徐々に言えるようになってきます。

あまりにも分からなければ途中でテキストを見て、もう1回繰り返すこともあります。先ほどお話ししたようにシャドーイングなら何とかなったりもするので、私の場合は割と地道にシャドーイング→リピーティングという感じで練習することも多いです。

家なら誰に聞かれるわけでもないので、怒っている人だったら怒っている感じで、恥ずかしがらずに音声を真似っこしながらリピーティングするようにしています。

── パタプラ口語表現以外にも取り組まれている英語学習はありますか?

A.Aさん:boocoを使っています。アルクの参考書や問題集を学習できるアプリで、時々取り組んでいます。途中からヒアリングマラソンが始まったのですが、これがすごく良いです。

── 現在の学習時間のタイムラインを教えてください。

A.Aさん:平日は朝1レッスン、時間があればもう1レッスンという感じですね。寝る前に1〜2レッスンやる日もあります。推奨レッスンが1日6〜7個出てくるので、それを全部毎日やるのは諦めています。

土日で「今日はすごく調子が良いな」という時は、推奨レッスンを全てクリアすることもあります。TypeAが残っていた頃は一生懸命やっていましたが、最近は全てのレッスンがTypeCまで進んだので、あまり無理しないようにしています。

併用しているboocoはシャドーイングをしたりディクテーションをしたりなど、ちゃんと時間を確保して張り付いてやらなければなりません。

毎日のルーティンにしているわけではなく、レッスンで取り扱う時事問題が古くならないタイミングを見計らって、週に1〜2回、1回1〜2時間、帰宅後時間がある時にやるといった感じです。疲れてすぐ寝てしまいたい日もあるので、そこは余裕を見ながら取り組むようにしています。

2024年は異動があったこともあり、「毎日何かしら英語学習をやらなければ」という気持ちがすごく大きかったです。何か物を読んだりする時間も含めると、1日のうち最低1時間は英語学習に充てています。気が乗れば3時間くらいやっている時もあります。

見出し語以外にも、面白い単語やフレーズが散りばめられている

── レッスン継続のために工夫していた点などあればお教えください。

A.Aさん:私の場合は「アプリでやる」というのがすごく向いていて、英語関係の学習はほとんどアプリでやっています。

最近は紙の教材を使ったりCDやDVDを使うことはほぼないですね。アプリだと週の最後に「これだけこのアプリをやりました」とスマホから通知が来ますし、それが自分にすごく合っていました。

── A.Aさんにとってパタプラ口語表現とは何でしょうか?

A.Aさん:今まで様々な英語教材をやってきた中で、パタプラ口語表現はレベル的にも仕組み的にも最高だと思います。「あまり英語ができない人は無理です」と書かれていたので、始める前はちょっと不安でした。

ただ、「もっと頑張らないと一段上には行けないだろうな」と感じていたので、私にとっては非常に合っていたのだと思います。

レッスンを最後の方までやってみて思うのは、「全体的に統一感があってよくできている」ということです。前に出てきたフレーズが別のレッスンでまた出てきたり、見出し語以外のところにも面白い単語やフレーズが散りばめられています。

注釈がついていないものでも、「これってなんだろう?」と思うものが隠れていたりもします。TypeCのレッスンが増えてきた頃から、気になった単語やフレーズはその都度書き出して覚えるようになりました。

与えられたものをこなすだけでも大変ですが、文章の中で使われている言葉には色んな工夫があると感じました。全部覚えてしっかり使えるようになれば、もっとお得かなと思います。

── これを読んでいる方へメッセージがあればお願いします。

A.Aさん:レベル感を確かめるのも必要なので、まずは60日間フルで試してみることをお勧めします。その後どうするかはご自身で判断しなければなりませんが、せっかくやるなら一生懸命がむしゃらにやってみてほしいです。

私も60日経った頃には「これはもう最後までやらなければ」と思うようになり、61日目、62日目を迎えていました。出張が入って連続学習日数が途切れてしまうこともありましたが、学習期間はトータルで200日を超えています。

会議や出張をはじめ、日本にいても実用的に今すぐ英語が必要な人、毎日英語を使わなければならない人にとってパタプラ口語表現は必須の教材だと思います。購入を検討されている方はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

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