パタプラ口語表現

ネイティブが使っているシンプルでおしゃれな表現が学べる。「もっとナチュラルに話したい」と思っている人にお勧め

記事作成日:2025年1月9日

利用者プロフィール

光嶋 莉紗さん(30代・女性)
光嶋 莉紗さん(30代・女性)

TOEIC945点。メーカー勤務。ネイティブが使う表現やイディオムを学びながら、滑らかに自然な表現を使って話せるようになりたいと思いパタプラ口語表現を購入。2024年5月から利用。

アメリカ駐在経験も。実践で学びながら英語力を磨いた

── 現在のお仕事で英語は使われていますか?

光嶋さん:今は化学メーカーに勤務しており、法律関係の仕事をしています。駐在経験もあり、2024年5月まで2年ほどアメリカで働いていました。

前職も法律関係の仕事でした。海外にいる弁護士に指示内容を伝えたり、英語で来た文書を日本語にしてお客様に返すなど、海外向けの書類の翻訳をしていました。

現在勤めているメーカーでも、現地の弁護士と打ち合わせをするほか、読み書きで英語を使う場面も多いです。

海外にいくつかグループ会社があり、組織の体制を作るためのアドバイスやヒヤリングも行っています。先日はインドのグループ会社向けに1時間半くらい英語で講義をしました。英語を使用する業務の割合は3割くらいだと思います。

── これまで取り組んできた英語学習について教えてください。

光嶋さん:前職で翻訳の仕事をしていたので、実践で英語を使いながら学ぶという感じでした。当時の上司に翻訳した文書を見てもらったり、自分で色々と調べながら英語力を磨いていきました。

TOEIC対策に力を入れていた時期もあります。部内で「TOEICの点数はこれくらい取ってください」というのがあったので、よく出る単語を勉強したり試験形式の練習をやっていました。

オンライン英会話という手もありましたが、「何を話したらいいのだろう」と苦手意識があり、受講したことはないです。

「もっと滑らかに自然な表現を使って喋れるようになりたい」と思うようになり、VoiceTubeを視聴していたこともあります。その中にAIが発音を判定してくれる機能もあって利用していたのですが、長くは続きませんでした。

── ご自身が感じていた英語の課題についてお教えください。

光嶋さん:相手もちゃんと話を聞いてくれますし何とか伝わってはいたものの、よく使う型やフレーズしか使えていないところがありました。

スムーズに言えば3ワードくらいで伝わることや1分で済むような話でも、色々と言葉を積み重ねて喋っていたように思います。

一通り話し終えた後にネイティブから「それってこういうこと?」と言われ、「なるほど、そう言えば良かったんだ」と気づく場面も多かったです。もっとシンプルに英語を話したいと思っていました。

全く聞き取れないことはなく、本当に丁度良いレベル感

── パタプラ口語表現を購入されたきっかけはございますか?

光嶋さん:パタプラ口語表現を知ったきっかけは、確かFacebookの広告です。あと半年で駐在先のアメリカから帰国するというタイミングで、「今の英語力では日本に帰れない」と書かれた駐在員をターゲットにした広告を見ました。

私はそこまで危機感は感じていなかったものの、スピーキングのアウトプットを重視している点が「他の教材とはちょっと違いそうだな」と感じました。

教材開発者の松尾先生がYouTubeで「こういう課題はありませんか?」と仰っていたことも、自分に当てはまっていました。

音声完結という点も含め、自分が思っていたことと合致している部分が多そうだなと思い、パタプラ口語表現を選びました。

── パタプラシリーズ教材の中でパタプラ口語表現を選ばれた理由を教えてください。

光嶋さん:サンプルレッスンの音声を両方聞いてみましたが、パタプライングリッシュの方はちょっと単調に感じてしまいました。その点パタプラ口語表現はネイティブが使う表現やイディオムが学べ、レベル的にも「何とかなりそうかな」と思えたので購入しました。

※パタプライングリッシュは、パターンプラクティス×チャンクの独自メソッドで、スピーキングを技能として習得するパタプラのシリーズ教材です。

── 光嶋さんはTOEIC945点をお持ちですが、パタプラ口語表現のレベル感はいかがでしたか?

光嶋さん:余裕というわけではないですが、レベル感は丁度良いです。特殊なイディオムだと初回のレッスンで理解できない時もありますが、全く聞き取れないということはなかったです。

細かい部分が聞き取れなかったり、意味は分かっても口に出せないことはありました。1回目でリピートできなくても、2〜3回繰り返し練習すれば言えるようになってきます。それくらいのレベル感なので本当に丁度良いですね。

ネイティブが使っていたおしゃれな表現が例文に出てきた

── 実感できた効果はありましたか?

光嶋さん:成果はまだちょっと感じられていません。ただ、“red flag”や“out of the blue”など、ネイティブが使っていて「おしゃれだな」と思っていた表現がパタプラ口語表現に出てくることはありました。

先日、一緒に食事に行った駐在時代の知人が“leave the door open”を使っているのにも気づきました。

実際に自分で使えた表現もちょこちょこあります。「何かを買う時の最終決定権は誰にあるのか」という話をしていた時に、丁度その日にパタプラ口語表現で学んだ“final say“を使ってみたら、相手が“It’s my wife.”と反応してくれました。

以前だったら“Who can decide~?“と聞いていたと思いますが、「こんなシンプルな表現で通じるんだ!」と分かりました。この事例は割と最近のことですが、相手の話の中にパタプラ口語表現で習ったフレーズが出てくることは、割と初期の段階から気づけていましたね。

── ビジネス英語×口語表現のメソッドはいかがでしたか?

光嶋さん:初めてやったスタイルですが非常に良かったです。TypeAで1発目に聞いた時は全然言える気がせず、スピードも速いし文章も長いし最初はびっくりしました。

それが2〜3回続けていくうちに言えるようになってくる実感があったので、「すごく良い仕組みだな」と思いました。

※パタプラ口語表現では、意味をきちんと理解し、さらに使いこなせるようになるためのステップとして、学習段階に合わせてTypeA、TypeB、TypeCの3種類の音声を用意しています。

── 音声のみで取り組む学習スタイルについてはいかがでしたか?

光嶋さん:音声完結のおかげで実際に続けやすいです。スマホの画面に入力したりディクテーションするとなると歩きながらではできないし、朝の支度をしながらでも取り組める音声完結型という点は非常に良いと感じています。

様々なトーンの音声があるから、ずっと聞いていても飽きない

── パタプラ口語表現の中で使われている例文や音声について、何かご感想があれば教えてください。

光嶋さん:使われている例文には結構ドラマがありますよね。前の例文と次の例文が繋がっているところもあり、海外ドラマを見ているような感覚で面白いです。ただ、ドラマ感がありすぎて「私の場合は使わないかな」と思うものもありました。

“I'm gonna〜”や“I’d say〜”といった文章の細かい部分など、見出し語以外のところも意外と勉強になります。

“We're going to have to〜.”の文章を使う際に「“going to”と“have to”はどっちが最初だっけ?」と一瞬混乱する時がありますが、そういうところもスッと入るようになった気がします。

パタプラ口語表現には様々なトーンの音声があるので、ずっと聞いていても飽きないです。たまに特徴的なアクセントの人もいたりしますが、聞き取りにくいアクセントはあまりない気がします。

── 学習に取り組む際に工夫されていることはありますか?

光嶋さん:長い文章に対しては、聞き取れたところ、繰り返せるところだけ言ったり、前半のフレーズだけ言ってみることもありました。

まずは文章の意味を頭に入れて「こんな感じのことを言っていたな」と思い出しながらその場で英作し、次の音声を聞いて「ここが違ったな」と答え合わせをするような形で取り組むこともあります。

自分では“plan”を使ったけれど実際の音声は“project”だったなど、細かい発見がありました。「こっちの表現だったか」という気づきも良い刺激になっていました。

声に出して練習する時は、リズム的なところを寄せるようにしています。電車で聞いたりもするので音声のように抑揚をつけられない時もありますが、「ここで一回言葉を切るんだ」「ここはこう言えばいいのか」など勉強になります。

“you’re”が「ヤー」、“we’re”が「ワー」にしか聞こえないなど、いまだに省略する部分の発音は難しいですね。実際に自分で使うとなると、ちょっと居心地悪く感じてしまいます。

── 現在の学習時間のタイムラインを教えてください。

光嶋さん:仕事がありスケジュールの時間軸がしっかりしている平日に取り組むことが多いです。朝起きて身支度をしている時に、少なくとも1レッスンは聞くようにしています。1日2レッスン、30分はやりたいところですが、もう1レッスンやる時間はなかなか取れません。

朝の身支度中に15分は聞いていて、もう5分くらい支度に時間がかかる時は2レッスン目を聞き始めたりもします。その後洗面所から自分の部屋に行って着替える間に続きを聞くようにすると、意外と2レッスンできる時があります。

お昼や夜の休憩時間もできるかなと思っていましたが、今のところ上手く習慣的に取り組めているのは朝の時間です。今はリモート勤務が多いですが、出社する時は電車の中でも聞けるのでレッスン数が稼げます。

ただのトレーニング教材ではなく、英語の奥深さも学べる

── レッスン継続のために工夫していた点などあればお教えください。

光嶋さん:よく言われてることだと思いますが、日々のルーティンに組み込んでしまうのが一番良いと思います。15分とはいえ空いた時間に入れると忘れてしまうので、支度する時間など毎日絶対にやることと組み合わせるといいのではないでしょうか。

パタプラ口語表現を始めた頃は連続学習日数がひとつのモチベーションになっていて、頑張って毎日取り組んでいたのですが、50日くらいで一度記録が途切れてしまいました。

それを機に「できる時にやればいいかな」と気持ちを切り替えました。毎日やらなければというスタンスでいると、ちょっと辛くなってしまうかもしれません。

── 光嶋さんにとってパタプラ口語表現とは何でしょうか?

光嶋さん:パタプラ口語表現は良いトレーニング教材です。元々スピーキングを伸ばしたいと思っていたところに、ちゃんと寄り添ってくれています。

圧倒的なアウトプットと音声完結型というのは非常に大きな特長です。これだけ1つの文章を何回も発する教材は、ある意味特殊なのではないでしょうか。それがちゃんとできるように作られているところにパタプラ口語表現の価値があると思います。

── これを読んでいる方へメッセージがあればお願いします。

光嶋さん:元々英語が好きで「今よりもっと喋りたい」と思っている人には大変向いている教材だと思います。

既にある程度英語ができているけれど、「もっとナチュラルに話したい」「さらにレベルアップしたい」と考えている方にお勧めです。私も今これを目指して頑張っているところです。

単純にトレーニングするだけではなく、英語の表現の面白さや「こういう風に言うんだ」「日本語とは表現の仕方が違うな」など、パタプラ口語表現なら英語の奥深さや面白さも学べます。ただのトレーニング教材ではなく、雑学的な面でも勉強になるのでお勧めです。

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