パタプラ口語表現

生きた会話を繰り返し学べる良いツール。会議に同席した同僚から「見違えるように変わった」と言われたことも

記事作成日:2025年3月25日

利用者プロフィール

北村 晋吾さん(50代・男性)
北村 晋吾さん(50代・男性)

TOEIC650点(2年前)。メーカー勤務・営業職。パタプライングリッシュで学んだ表現は実践でよく使えている。ながら学習できる点が自分に合っていると感じ、パタプラ口語表現も購入。2024年8月から利用。

北村さんのの英語人生史

国内の営業担当から海外事業部へ

── まずは北村さんのご経歴について教えてください。現在はどのようなお仕事をされていらっしゃいますか?

北村さん:法人ビジネスを行っている企業の海外事業部に所属しています。新卒からずっと同じ会社で働いていて、今年で30年目になります。

現在は流通系の部署におり、代理店を通じて全世界のスーパーや食品工場に当社の機械を販売しています。

── 異動のご経験はありますか?

北村さん:はい。転勤もこれまでに3回経験しています。今いる海外事業部へ異動してから、もうすぐ丸2年です。50歳になってからの海外業務を自ら希望し聞き入れてくれた会社には感謝しております。

── お仕事で初めて英語を使われたのはいつですか?

北村さん:海外事業部に異動した時です。入社から27年間は国内の営業を担当していたため、英語を使う機会はありませんでした。

オンライン英会話は6年間一度も休んだことがない

── 学生時代は英語が得意でしたか?

北村さん:中学英語は得意で、成績でいうと5段階中5でした。親戚が英語の先生だったのでよく教えてもらいました。

高校生の時もそれなりだったと思いますが、ものすごく得意というわけでもなかったです。大学では授業を受ける程度で、スピーキングの機会はありませんでした。

── 社会人になってから英語学習を始めたきっかけを教えてください。

北村さん:コロナ禍で時間ができたのを機に、知り合いに教えてもらったレアジョブを始めました。学習を継続していける自信はありましたし、「手軽に毎日できるのは良さそうだな」と思いました。

レアジョブを始める前も細々と英語学習はやっていたのですが、実際に外国人と喋るというのは始めてでした。

── オンライン英会話以外には、どのような英語学習をされていたのですか?

北村さん:イングリッシュアドベンチャーのカセットや映画(ウオール街)など、楽しみながら英語を「聞く」学習が多かったです。DUO 3.0は何百周も取り組みました。

── 北村さんが効果を実感できた学習法、教材、英語サービスがあれば教えてください。

北村さん:レアジョブは自分に合っていたので今も続けています。2019年2月から始めて、6年間一度も休んだことがありません。

完璧主義ゆえ、考えすぎて喋れなくなった時期も

── 現在の英語の使用状況について教えてください。

北村さん:相手の国にもよりますが、基本的にメールは全て英語です。製品紹介の資料を作ることもあります。戦略会議など英語のオンラインミーティングは月1回程度です。

数ヶ月前に仕事でサウジアラビアへ行く機会もありました。海外出張は3ヶ月に1回くらいのペースで、この2年で18ヶ国まわりましたね。現地ではお客様に自社製品を提案するような場面もあります。

ドイツ、スイス、南アフリカ、アジア圏など、現在はノンネイティブとのコミュニケーションが多いです。英語を使用する業務の比率は2〜3割でしょうか。

── ご自身が感じていた英語の課題についてお教えください。

北村さん:「日本語独特の繊細な言い回しを英語でも再現しなければ」と考えすぎてしまい、喋れなくなってしまった時期がありました。

英語学習においてはあまり良くないのかもしれませんが、私は完璧主義なところがあり、「こういう言い方は良くない」と考え込んでしまう場面も多かったです。

会話をする時は三単現のsを気にするより、まずは話し始める、間違えたところは修正しながら話し続けるという流れが大事です。絶えずこれを自分に言い聞かせてはいるのですが、躊躇してしまうところがありました。

パタプライングリッシュと追加レッスンにも挑戦中

── 北村さんはパタプライングリッシュも購入されていますが、シリーズ教材で学習を続けようと思われたのはなぜですか?

北村さん:最初にパタプライングリッシュを知ったきっかけはYouTubeの広告で、「チャンクを繋ぎ合わせるという考え方が理に適っているな」と思い購入しました。

パタプラ口語表現もやってみようと思ったのは、「ながらで学習できるのが自分には合っている」と感じたからです。結果的にパタプラシリーズでの英語学習は2年近く続けられています。

※パタプライングリッシュは、パターンプラクティス×チャンクの独自メソッドで、スピーキングを技能として習得するパタプラのシリーズ教材です。

※チャンクとは、通常2〜8語程度からなる意味を形成するカタマリを指します。英語ネイティブはチャンクを連ねて文を組み立てるのでスムーズに話せます。リスニングもチャンク単位で聞いており、次に来る内容を予想しながら聞けるため理解度も高いです。

──「ながら学習」がポイントだったのですね。パタプライングリッシュの感想も、ぜひお聞かせください。

北村さん:“I was wondering if〜”、“It would be great if〜”、“I'm considering〜”など、パタプライングリッシュで覚えた基本の表現は実践でもよく使っています。

追加レッスンも全て完了しました。しばらくやっていないのでパタプライングリッシュの10周目が終わった今、再度取り組む予定です。

※パタプライングリッシュの追加レッスンは、さらに発話トレーニングを続けたいという方のために開発された音声完結型教材です。パタプラで全62レッスンに3回以上のレッスン記録がついている、または購入から1年が経過している方限定でご利用いただけます。

── パタプラ口語表現とパタプライングリッシュの違いはどのように感じていますか?

北村さん:パタプライングリッシュはリピーティングを終えた文章を空でも言えるようにしていましたが、パタプラ口語表現は難しくて同じようにはできなかったです。

ついていくのがやっとで、最初は音声も全然聞き取れませんでした。内容が理解できるようになったのは3〜4周目に入ってからです。

今は仕事でアメリカ人と接する場面が少ないので、パタプラ口語表現のフレーズはあまり使えていません。いずれはアメリカ人と交流することも増えてくるので、その時に備えて勉強しています。

※リピーティングとは、英語の音声を聞いた後に、音声を真似て声に出して繰り返す練習法です。英語を英語のまま、英語の語順で頭の中に保持し、それを口に出す必要があるので、英語の回路を作るのに最も役立つ練習方法となります。

※パタプラ口語表現は人間の記憶システムの観点から復習を重要視しています。全レッスンを8〜9周することを推奨しているため、利用者から1周、2周など表現いただきます。

海外出張先で、誰にも頼らず話の内容を理解できるように

── パタプラ口語表現を始めてみて、実感されている効果はありますか?

北村さん:海外出張では現地に同行しているメンバーに助けてもらう場面も多かったのですが、最近ようやく自分一人でも話の内容が分かるようになってきました。以前が5〜6割だとすると、今は7〜8割は理解できています。

こういった変化は6〜7周目くらいで表れました。知らなかった表現も繰り返し聞けば既知の情報として定着していきます。その積み重ねが英語学習においては大事だと思います。

── 北村さんの英語力の変化について、周りの方から評価されたことはありますか?

北村さん:オンライン会議に同席した英語ができる部下が、「見違えるように変わった」と言ってくれました。これはとても嬉しかったですね。

TypeCは記憶の定着度を測るバロメーター

── お仕事で役に立った句動詞・イディオムはございましたか?

北村さん:昨日仕事で使ってみたのがLESSON39の“track record”です。“Our company has a leading track record in the industry.”といった感じで、メールで活用できました。

LESSON1の“off the top of my head”、LESSON30の“ballpark figure”も実践で使えています。最初は身につかなかったのですが、「こういう表現を使いこなせたらかっこいいだろうな」と思いました。

なかなか覚えられなかったのは、LESSON29の“Catch-22”とLESSON50の“nitty-gritty”です。聞き慣れないフレーズは何回も見直さないと頭に入ってこないですね。

── ビジネス英語×口語表現のメソッドはいかがでしたか?

北村さん:TypeCは記憶の定着度を測るバロメーターになって良いですね。TypeCを一通り終えた後にTypeAで5分ほど振り返りレッスンをやるようにしてみたら、細部まで理解できるようになりました。

まだ瞬間的に言えないものもありますが、1秒以内にパッと言えるようになりたいですね。TypeCで1秒以内に言えるようにならないと、実践では使いこなせないと思います。

※パタプラ口語表現では、意味をきちんと理解し、さらに使いこなせるようになるためのステップとして、学習段階に合わせてTypeA、TypeB、TypeCの3種類の音声を用意しています。

── パタプラ口語表現の中で使われている例文について、何かご感想があれば教えてください。

北村さん:例文はビジネスの場で起こり得る内容が多くて役に立ちます。まさに「生きた文章だな」と思いました。

推奨レッスンを全てこなすのが日課

── 現在の学習時間のタイムラインを教えてください。

北村さん:最近はパタプライングリッシュを3つ、パタプラ口語表現の推奨レッスンを全部やるというのが毎日のルーティンです。毎朝通勤で約40分、2〜3km歩くので、その時間を使ってパタプラ口語表現を2レッスンやっています。推奨レッスンが多かった時期は家で残りのレッスンをやっていました。

パタプライングリッシュは帰宅後、家事をしながら40〜45分やるようにしています。休日も同じような形で、買い物に行く道中や掃除をしながら取り組むことが多いですね。

パタプラシリーズを始めてから、推奨レッスンを全てこなすのが日課になっています。レッスン数が多くてしんどかった時も毎日必ずやるようにしていました。

※推奨レッスンとは、記憶の定着を高めるためにエビングハウスの忘却曲線に沿って最適なタイミングで取り組むべきレッスンを推奨表示する機能です。

英語力に加え、プレゼン能力も養っていきたい

── 来年の今頃にはどのような自分になっていたいですか?

北村さん:パタプラ口語表現で学んだフレーズが、1秒以内に口から出てくるようになっていたいです。「瞬間的に言えるようになれば、さらにスピーキングが上達するのでは」と期待しています。

── 5年後、10年後にチャレンジしていきたいことなど、北村さんの今後のキャリアプランを教えてください。

北村さん:プレゼン能力を養っていきたいです。仕事関係者が来日した時におもてなしをしたり、日本の良いところを伝えられるようになれたらいいなと思っています。

── プライベートでは「これをやってみたい」など、何か計画はありますか?

北村さん:以前はよく観光スポットに赴き、「写真を撮りましょうか?」ときっかけを作っては外国人に話しかけていました。最近はあまりできていなかったので、またそういう機会を持ちたいですね。今住んでる地域は外国人観光客が多いので、自由に交流できたら楽しいだろうなと思います。

パタプラシリーズの満足度は、5段階中「5」

── パタプラ口語表現のお気に入りポイントを教えてください。

北村さん:例文に生きた英語が使われているところです。今後アメリカ人と仕事で話す機会が増えれば、「パタプラ口語表現をやって良かったな」と感じる瞬間がたくさん出てくると思います。

── シリーズ教材通しての満足度はいかがですか?

北村さん:パタプラシリーズの学習法は非常に理に適っていて良いと思います。リップサービスではなく、満足度は5段階中5です。

英語学習を習慣化できる、いつでもどこでも取り組める、繰り返し練習できるというのがシリーズ教材に共通する利点だと思います。

── 最後に、これを読んでいる方へメッセージがあればお願いします。

北村さん:パタプラ口語表現は実践の生きた会話を繰り返し学べる良いツールです。パタプライングリッシュを終えた人は、次のステップとしてパタプラ口語表現をやってみるといいのではないでしょうか。

パタプラ口語表現にはネイティブが実際に使っている表現がたくさん詰め込まれています。パタプラ口語表現Ⅱのような教材が出たら、またやりたいですね。

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