パタプラ口語表現

TOEICリスニングスコアがほぼ満点に。長文をスムーズに話せるようになった

記事作成日:2024年3月21日

利用者プロフィール

S.Hさん(50代・男性)
S.Hさん(50代・男性)

TOEIC870点。 機械設計・精密機械。パタプライングリッシュで発話が最も重要だと感じ、次のステップとしてパタプラ口語表現を購入。2023年6月から利用。

仕事では読み書きメインで英語を使用

── 現在のお仕事で英語は使われていますか?

S.Hさん:設計の仕事をしており、国際基準に関する文書はすべて英語です。そのため、読み書きでは英語を使用しています。仕事でのスピーキングというと、最近は離れています。英語は話さないとどんどん忘れてしまうので、ブラッシュアップしています。

── これまで取り組んできた英語学習について教えていただけますか?

S.Hさん:以前はTOEICを中心に学習していましたが、パタプライングリッシュを始めてから発話が最も重要だと感じました。現在は、パタプライングリッシュとパタプラ口語表現を半々で学習しています。

※パタプライングリッシュは、パターンプラクティス×チャンクの独自メソッドで、スピーキングを技能として習得するパタプラのシリーズ教材です。

── ご自身が感じていた英語の課題についてお教えください。

S.Hさん:パタプラシリーズを始める前は、考えながら話していたので話出しが遅かったです。

スピーキング、リスニングのどちらも成果を実感

── パタプラ口語表現を購入されたきっかけはございますか?

S.Hさん:パタプライングリッシュをほぼ1年近く継続して学習しています。かなり内容を覚えこんでいるので、新しい教材が出たということでパタプラ口語表現を始めました。

── 実際に購入されていかがでしたか?

S.Hさん:実感している成果は2つあります。1つ目は、パタプラ口語表現を始めてからTOEICのリスニングがかなり向上したことです。もともとリスニングの点数が440〜450点で少し抜けがあったり、文章を聞き逃すことや、想像しながら正誤を考えていた文章もありました。

パタプラ口語表現で速いスピードにも慣れ、一語一語が頭にちゃんと入ってくるようになりました。リスニングの点数も約30点向上し、ほぼ満点に近いスコアを取れました。

2つ目の成果指標として、レッスンで長いセンテンスが出てくるため、オンライン英会話で複雑な文脈を追加しながら、長文をスムーズに話せるようになりました。

── この句動詞・イディオムが良かったと感じた口語表現はございますか?

S.Hさん:"In a nutshell"という表現が頭に浮かびました。スピーキングサークルにも参加しているので、ネイティブとの会話の中でその表現を使ってみようかなと思っています。

1日1回は英語と向き合う時間を作っている

── 音声のみで行うビジネス英語×口語表現のメソッドはいかがでしたか?

S.Hさん:TypeA〜TypeCの3つの音声で構成される教材ですが、TypeBから入ってもいいのではないかと感じました。初めは意味が分からないものもあるので、私は通勤時間にTypeBで日本語訳を理解しながら音声のみでリピーティングしています。

TypeCは日本語訳が一切なくなってしまうので、分からないセンテンスに関してはテキストをみて、徐々に補助を外して最終的には音声完結するようにしています。今は復習7〜8回をやっていますが、正直8回だと未だ全部のセンテンスをスラスラ言えるようになるには足りないなと思っています。

※パタプラ口語表現では、意味をきちんと理解し、さらに使いこなせるようになるためのステップとして、学習段階に合わせてTypeA、TypeB、TypeCの3種類の音声を用意しています。

── レッスン継続のために工夫していた点などあればお教えください。

S.Hさん:継続するのは最初の1ヶ月が特に大変だと思います。1日1回はしっかりと英語に向き合う時間を割き、日課にしています。

4時半に起床し、5時からはレッスンをやる時間と決めて取り組んでいます。現在は逆に英語をやらないと気持ちが悪いと感じている状態です。

── 長いセンテンスはどのように取り組みましたか?

S.Hさん:馴染みがない言い回しもあり、ボキャブラリーが難しいので、最初は文章を覚えるのが難しいです。そのため、テキストを見ながらきちんとリーディングしています。

徐々にテキストを見ずに発話に移行する流れで学習しています。すると、TypeCのパワーリピーティングあたりでは、段々と文章を言えるようになっていくという感覚があります。

※パワーリピーティングは、パタプラ口語表現オリジナルのトレーニング名称です。最初にリピーティングをした後、例文の文頭や前半だけを聞いて文全体を思い出し発話するトレーニングになります。

長い文章を組み立てる力も身に付く

── パタプラ口語表現はどのような位置づけで学んでいますか?

S.Hさん:現在、パタプライングリッシュとパタプラ口語表現に取り組んでいますが、パタプライングリッシュは基本的な構文やチャンクを叩き込むために取り組んでいます。

パタプラ口語表現は複雑な構文や応用シチュエーション、センテンスをより詳細にしたい時に使えると思います。パタプライングリッシュを基礎編、パタプラ口語表現を応用編として位置づけで取り組んでいます。

── パタプラ口語表現とパタプライングリッシュの違いはどのように感じていますか?

S.Hさん:パタプラ口語表現は完全に文を覚えるという構成であり、一方でパタプライングリッシュはパターンプラクティス×チャンクのメソッドでやり方が異なるため、最初は戸惑いを感じました。

パタプラ口語表現の良さとしては、センテンスのスピードが速いので、リスニングに役立つことだと思います。また、複雑な構文が多く登場するため、長い文章を組み立てられるようになりました。

ネイティブと話す機会がある人はやったほうが良い

── どのような方にパタプラ口語表現をお勧めしますか?

S.Hさん:パタプライングリッシュは、学習方法そのものがネイティブの思考に近いと感じるので、考えたことをそのまま口に出す話し方を練習したい人にお勧めだと思います。

一方、パタプラ口語表現はネイティブと話す機会がある人はやったほうが良いと思います。もちろん、例文や構文、文法は為になるので、ネイティブとの会話がなくても十分に役立つと思います。

私も将来的に周りがネイティブの環境に身を置く確率が低いかもしれませんが、例文や構文は役立っています。ただ、実際の仕事ではセカンドランゲージとして英語を話す人が多いので、レッスンで出てきた表現は通用するのかな?と思い、表現をそのまま使うことに躊躇してしまいます。

── これを読んでいる方へメッセージがあればお願いします。

S.Hさん:正直、7〜8回の復習だけでは未だもがいている状態なので、10〜12回ほどの復習をして、またインタビューを受けられたらと思っています。

今言えることは、パタプラ口語表現のレベルは高いですが、毎日積み重ねて継続していくことで、目に見える形で成果は出てきています。ここでやめると勿体ないので、これからも続けていきたいと思います。

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