レビュー[b]#11(対象範囲 LESSONS 51-55)
学んだ口語表現をレッスンとは別の文脈で聞く事で、記憶への一層の定着を図る事が目的です。
レッスンで学んだ知識を最大限活用し、会話やモノローグの内容をなるべく正確に把握する訓練としてください。
発話の速度はやや遅めですが、構文や語彙はネイティブが話しているのと同じレベルです。
知らない語彙が出てきた時は、音声中の日本語訳で推測し、テキストで確認をしながら進めましょう。
レビュー[b]では”モノローグ”が多めの構成です。
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【Lesson51/Monologue】
Alright, team, it's time to PLAY HARDBALL in these negotiations.
よし、みなさん、この交渉で強硬手段をとる時が来たようです。
I understand it's not our MODUS OPERANDI. We've always used win-win, collaborative strategies.
それが我々のやり方ではないことは理解しています。我々は常にWin-Winの協調戦略をとってきました。
But this time, we can't afford to BACK DOWN.
しかし、今回は引き下がるわけにはいかない。
We've presented our terms, and now THE BALL'S IN THEIR COURT.
我々は条件を提示し、次は先方が答える番です。
And remember we can't let this unnecessarily drag on, as time is of the essence.
そして、この事態をいたずらに長引かせるわけにはいかないことを忘れないでください。
[語句]
■ of the essence: 非常に重要(⇒time is of the essence で「時間厳守が重要」といった意味)
【Lesson52/Dialogue】
Andie: The other party is STALLING the negotiation.
アンディ:相手は交渉を引き延ばしています。
Pricing is the STICKING POINT for them.
価格設定がネックになっています。
They are now saying they have an offer from another vendor with more favorable terms. Do you believe that?
彼らは今、別の業者からもっと有利な条件のオファーがあると言っています。それを信じますか?
Mike: Hmm... I doubt they're telling the truth.
マイク:うーん...。彼らが本当のことを言っているとは思えない。
Our terms are very reasonable and should not be a STUMBLING BLOCK.
我々の条件は非常に妥当で、交渉の障害にはならないはずです。
Andie: Should I CALL THEIR BLUFF?
アンディ:ハッタリを指摘してみるべきでしょうかね?
Mike: Why don't you try and see how they react?
マイク: 試しに相手の反応を見てみたらどうですか?
They might just PLAY DUMB, though.
彼らはとぼけるだけかもしれないですが。
【Lesson53/Monologue】
In the ongoing negotiations between our company and the labor union, the topic of a 20% wage increase emerged as a potential DEAL-BREAKER.
当社と労働組合の間で進行中の交渉の中で、20%の賃上げが交渉決裂要因の可能性として浮上しました。
Initially their demand was 15%, but the union BACKED OUT.
当初、彼らの要求は15%でしたが、労働組合はそれを撤回しました。
This revelation temporarily created a DEADLOCK in our discussions.
この事実が発覚したことで、私たちの話し合いは一時的に行き詰まりました。
There's a looming concern that if the demand persists, the entire deal might FALL THROUGH.
この要求が続けば、取引全体が決裂するかもしれないという懸念がのしかかっています。
We value our workers and want to reach an agreement that benefits both parties, but a 20% increase is a red line.
私たちは労働者を大切にしており、双方に利益をもたらす合意に達しようとしていますが、20%の引き上げはレッドラインです。
We're committed to avoiding a WALK-AWAY scenario and exploring alternative solutions.
私たちは交渉決裂のシナリオを回避し、別の解決策を模索することに全力を尽くしています。
[語句]
■ revelation: 発覚、明らかにされた事実
■ looming: (不気味に)迫る;ぼんやり見えてくる
【Lesson54/Dialogue】
Hiring Manager: Let's discuss the NUTS AND BOLTS of the salary package.
採用担当者: 給与パッケージの要点を話し合いましょう。
Candidate: Okey. Is there any room to SWEETEN THE DEAL with additional benefits or bonuses?
候補者:わかりました。手当やボーナスを上乗せして色をつけて頂く余地はありますか?
Hiring Manager: We can THROW IN some extra vacation days and professional development opportunities.
採用担当者 : 休暇や専門能力開発の機会を増やすことは可能です。
Candidate: That sounds good. I'm willing to MEET YOU HALFWAY on the salary if these additional perks are included to make it a TWO-WAY STREET.
候補者:それはいいですね。そのような追加手当が含まれるのであれば、双方向の取引となるよう、給与は譲歩に応じるつもりです。
【Lesson55/Monologue】
In our ongoing negotiations, having some WIGGLE ROOM is crucial.
私たちの進行中の交渉において、柔軟性の余地を持つことは非常に重要です。
We must COME TO TERMS on conditions that benefit both sides.
私たちはお互いに利益をもたらす条件で折り合いをつける必要があります。
However, there's always A CATCH, and we need to ensure there are NO STRINGS ATTACHED.
ただし、なんらかの裏というのは常にあるものですから、不利な条件がついていないようにしなければなりません。
Once we can agree on a general framework, our focus is to IRON OUT small issues through regular communication.
いったん大枠で合意できたなら、定期的なコミュニケーションを通じて小さな問題を解決していくことにフォーカスしていきます。