パタプラ口語表現

以前より落ち着いて国際会議のプレゼンに臨めた。学習を継続できたのは、シリーズ教材で身につけた習慣化のおかげ

記事作成日:2024年12月24日

利用者プロフィール

M.Hさん(40代・男性)
M.Hさん(40代・男性)

TOEIC850点。IT業界。法人キャンペーンで3ヶ月利用し、さらに英語力が伸びそうだと実感できた。難易度も丁度良いと感じ、パタプライングリッシュを購入後にパタプラ口語表現も購入。2024年7月から利用。

カメラオフのオンライン会議でリスニングの課題が見えた

── 現在のお仕事で英語は使われていますか?

M.Hさん:国際標準化の業務に携わっています。一番多いのはリーディングですが、オンラインと対面の会議で話す場面もあります。

年明けにニュージーランドで国際会議があるので、今はその準備をしているところです。私自身が発言する機会もあると思います。

事前に質問を書き出しておき、当日は一問一答形式で会議が進んでいく予定です。規模的には50〜60人の会議で、ヨーロッパ系の方が多く参加します。日本人は1割くらいでしょうか。

── 現在のご自身の英語力について、どのように感じていますか?

M.Hさん:リスニングに課題を感じています。対面なら相手の表情が読めるので比較的聞きやすいのですが、オンラインだと難しいですね。

カメラオフだとラジオを聞いているのと同じような感覚で、マシンガンで話されると文章の切れ目が分かりにくく感じます。一文がどこで始まってどこで終わるのか、どういう話をしているのか聞き取れないことがあります。

── パタプラ口語表現を購入されたきっかけはございますか?

M.Hさん:パタプライングリッシュをやっていた時に、法人キャンペーンでパタプラ口語表現を使わせてもらう機会がありました。(M.Hさんのパタプライングリッシュのインタビュー記事「会議の質疑応答で言葉が出てきてびっくりした。レッスンの構文を自分の言葉として使えている」)

パタプライングリッシュとは違う難しさがあり、「英語力が伸びそうだな」と実感できました。ちょっと難しいところも丁度良かったです。簡単に感じていたら購入に至らなかったと思いますが、法人キャンペーンで3ヶ月やってみてかなり歯応えを感じました。

※パタプライングリッシュは、パターンプラクティス×チャンクの独自メソッドで、スピーキングを技能として習得するパタプラのシリーズ教材です。

習慣化が身についていなかったら、確実にやめていた

── 実際に購入されていかがでしたか?

M.Hさん:パタプライングリッシュのLESSON1とパタプラ口語表現のLESSON1をやった後の印象がかなり違ったので、「このまま続けていけるのだろうか」と最初は不安でした。

パタプライングリッシュでは一文が長いものをリピーティングする機会はあまりなかったように思います。会議の英語をやっている時は長かったり難しいと感じる文章もありましたが、全体的にはそれほど難しくなかったです。

パタプラ口語表現の方は総じてリピーティングする文章が長いです。20〜30ワード近くある文章が出てくることもあり、「これはさすがにきついだろう…」と感じることはありました。

ただ、途中でやめようという気持ちにはなりませんでした。やっぱり習慣化というのはすごいですね。パタプラ口語表現はレベル的にもきつかったですが、「続けていけば英語力の改善が見られるだろう」と思えました。

パタプライングリッシュで学習を習慣化できていなかったら、確実にやめていたと思います。今では英語学習をやらないと気持ちが悪いくらいです。

パタプライングリッシュをやってリスニングの課題が見えたことが、多読をするきっかけにもなりました。「スラスラ言葉が出てくるようになるにはスラスラと書けなければ」と考え、今は毎日英語で日記を書くようにしています。

パタプライングリッシュが起点になって、こういった日々の工夫が生まれたのかもしれませんね。

※リピーティングとは、英語の音声を聞いた後に、音声を真似て声に出して繰り返す練習法です。英語を英語のまま、英語の語順で頭の中に保持し、それを口に出す必要があるので、英語の回路を作るのに最も役立つ練習方法となります。

※会議の英語は、会議中に役立つフレーズを紹介する全13チャプターで構成したパタプライングリッシュの付属教材です。追加料金なしでご利用いただけます。

── お仕事などで役に立った句動詞・イディオムはございましたか?

M.Hさん:NHK WORLDでトランプ政権の話題が出てきた時に、“worst-case scenario”、“best-case scenario”が使われているのに気づきました。

パタプラ口語表現で学んだ表現がニュースやラジオ、仕事の会議で出てくると、全文を把握できなかったとしてもちょっと安心できます。

“on the same page”も印象的でした。「共通理解を持っている」と言いたい時に“We understand〜”といった表現はよく使われると思いますが、“We are on the same page.”と言えば「分かっている感」を出せるような気がします。

文章の内容が頭に入ってきて身についたと実感できたのは、1つのレッスンを5回くらい聞いてからだと思います。

── ビジネス上でも何か良い変化はありましたか?

M.Hさん:今年の11月に国内で開催された国際会議ではプレゼンをする機会もあったのですが、良い意味であまり緊張せずに発表できました。

「以前より落ち着いて英語でプレゼンできたな」と思えたのは、パタプラシリーズで学習を続けてきた成果のひとつと言えるかもしれません。

国際会議での私の持ち時間は12〜13分、質疑応答は3分くらいでした。質疑応答も昔の自分よりはできたと感じています。違うセッションでは座長も経験しました。今までは座長をやるのもハードルが高かったのですが、そこも上手くこなせたと思います。

地道な練習が大切。音声に似せながら長い文章も言えるように

── ビジネス英語×口語表現のメソッドはいかがでしたか?

M.Hさん:復習が4回目というタイミングでパワーリピーティングをするのは、結構しんどかったですね。TypeCでは日本語の音声も出てこなくなり、そこでいきなり20ワード近くある長文をリピーティングするのはハードルが高かったです。

※パワーリピーティングは、パタプラ口語表現オリジナルのトレーニング名称です。最初にリピーティングをした後、例文の文頭や前半だけを聞いて文全体を思い出し発話するトレーニングになります。

※パタプラ口語表現では、意味をきちんと理解し、さらに使いこなせるようになるためのステップとして、学習段階に合わせてTypeA、TypeB、TypeCの3種類の音声を用意しています。

── パタプラ口語表現の中で使われている音声について、何かご感想があれば教えてください。

M.Hさん:私が一番苦手だったのは男性で非常に早口な方の音声です。具体的にはLESSON40の“blow / toot one's own horn”の2番目の音声がすごく速いと感じました。女性の音声は比較的聞き取りやすかったです。

“~and he”がくっついて発音されている文章がありましたが、簡単な単語でも1〜2回聞いただけでは何を言っているのか全然分かりませんでした。

何百回と聞かないと内容が頭に入ってこない文章もあったので、「シャドーイングも併用してやるべきなのかな」と思うようになりました。今はレビュー [a][b]を使ってシャドーイングができないかと模索しているところです。

※レビューでは30秒~1分程度の会話やモノローグを聞いて、内容をできるだけ正確に把握するトレーニングを行います。学んだ口語表現をレッスンとは別の文脈で聞き、リスニング力の強化と記憶の定着を促します。

── 長いセンテンスはどのようにトレーニングされていますか?

M.Hさん:最初はリピーティングできなかった文章も復習を5〜6回繰り返せば言えるようになってくるので、とにかく回数をこなすしかないと思いました。地道に回数を重ねていくことが大切なのだと痛感しましたね。

10ワード程度の文章なら初回でもリピーティングできますが、20ワードを超えてくると最初の10ワードくらいしか言えなかったり、後ろの10ワードしか言えないことも往々にしてあります。

1回目で最初の10ワードを覚えて2回目で後ろの10ワードをちゃんと聞こう、全文理解できたら3回目で全部言おう、といった形で取り組むようにしていました。

── 音声をリピーティングする際に意識されていることはありますか?

M.Hさん:最初は必死すぎて単にリピートするだけということも多かったのですが、復習を繰り返すことによって音声に似せた話し方に近づけている感じはありました。復習を5〜6回繰り返すと「音声に似せよう」といった心の余裕も生まれてきます。

ビジネスで役立つだけでなく、ニュースの理解度も高まった

── 現在の学習時間のタイムラインを教えてください。

M.Hさん:出勤する日は会社に行くまでのバスと電車に乗る時間に、在宅の時も同じような時間帯を使って家でやるようにしています。

「もっと長くやるべきかな」とは思うのですが、最低でも1日30分はやるようにしています。今は推奨レッスンもあまりないので、レビュー[a][b]を中心に取り組んでいるところです。

※推奨レッスンとは、記憶の定着を高めるためにエビングハウスの忘却曲線に沿って最適なタイミングで取り組むべきレッスンを推奨表示する機能です。

── パタプラ口語表現のお気に入りポイントを教えてください。

M.Hさん:ビジネスではもちろん、パタプラ口語表現で学んだ表現はニュースの中にも多く出てくるので理解度が高まりました。「こういう表現がニュースで使われていたんだ」と知る機会が多くなった気がします。

── パタプラ口語表現はどのような位置づけで学んでいますか?

M.Hさん:パタプライングリッシュはスピーキングの基礎を身につけるためのもので、パタプラ口語表現は「英語の表現の仕方を一段上げる」という位置づけです。

パタプラ口語表現を始めて以降、“on the same page”など自分の意思を伝える表現のバリエーションが増やせています。使える表現を増やせば相手が言っていることもより理解しやすくなるはずです。

「今よりもっと表現力を高めたい」「相手の意図を知りたい」と考えるようになった時に、パタプラ口語表現で学んだことが役に立つのかなと思います。

── これを読んでいる方へメッセージがあればお願いします。

M.Hさん:パタプラ口語表現をやっておけば、ネイティブの方を相手にビジネスをしている方も自信がつくと思います。

高度な交渉事をする時や外国人のお客様と対峙する場面で役立つ表現が学べるので、ビジネスの場で「より自分を高めたい」と思われている方は購入を検討してみてはいかがでしょうか。

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